シリカ化粧品とは?その効果と危険性
あなたは「シリカ化粧品」をご存知でしょうか。
シリカ化粧品がどんな効果をもたらしているのか、よく分からない方も多いかと思います。
- シリカ化粧品の効果とは?
- シリカ化粧品に危険はないのか?
- シリカ化粧品の口コミ
など
シリカ化粧品に関して、分かりやすくまとめました。
実はスゴかった! シリカ化粧品の効果とは?
あなたは毎日どんなスキンケアをお使いですか?
「何を使っていいか分からない」「最近、乾燥やハリが気になる」
女性は肌のお悩みが尽きませんよね。
そんな方におすすめなのが、最近美容業界で大注目のシリカ化粧品です。
シリカってあまり聞きなれない成分ですが、私たちのお肌にどんな効果があるのでしょうか。
私たちの肌は大きく分けて、表皮と真皮に分かれています。
シリカ化粧品に使われるシリカは、真皮・表皮のどちらにも働きかけてくれるんです。
シリカ化粧品の効果=真皮編=
最初に、真皮へのシリカ化粧品の効果から解説します。
真皮は私たちの肌のハリや弾力をつかさどる、いわばベッドのスプリングのような部分で、厚さは0.6㎜~3㎜程ですが、肌の若さを保つにはとても重要な部分です。
そこには、コラーゲンが網状に張り巡らされており、その重なった部分をエラスチンが接着剤のように繋ぎ止めています。
また、その真皮を満たしているのがヒアルロン酸という成分です。
それらは、肌の乾燥や紫外線、加齢によって減少してしまいます。
減少すると、肌はハリや弾力を失い、シワやたるみの原因になってしまうのです。
シリカは真皮のコラーゲン生成を助けるとともに、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の結びつきを強固にする効果があるので、シワやたるみの予防におすすめなんです。
シリカ化粧品の効果=表皮編=
また、シリカ化粧品のシリカは表皮にも働きかけてくれるんです。
表皮は私たちが触れられる皮膚の部分で、乾燥や紫外線などの外的刺激から肌を守っているのですが、体調などで肌のバランスが崩れたり、スキンケアを怠ると表皮内の細胞と細胞の間にすき間ができてしまいます。
すると、刺激や紫外線の影響を受けやすくなり、肌が繰り返し乾燥しやすくなってしまいます。
シリカは細胞と細胞の隙間を埋める役割もしてくれので、肌の乾燥を防ぎ、キメをふっくら整えてくれるので、乾燥毛穴やたるみ毛穴にも効果的です。
私のオススメ! シリカの化粧品
魅力たっぷりなシリカ化粧品ですが、意外にもお手軽に取り入れることができます。
シリカ化粧品ってどんなものがあるの? という方のために、明日からのスキンケアにも取り入れられる、おすすめの化粧品をまとめてみました。
ケイ素濃縮溶液 シリカu(シリカユー)水溶性 50ml Silica U Drop
市販のスプレーボトルに入れて、顔だけではなく、髪の毛やからだにも使えるケイ素(シリカ)濃縮溶液です。
また、なんとスキンケアとしてだけでなく、飲み物に入れて飲んだり、歯磨き粉に混ぜることができるので、肌からだけでなく、内側からもシリカを取り入れることができる優れものです。
毎日気軽にエイジングケアができます。
先日、久しぶりに会った友人から顔にハリがあるね、と言われて嬉しくなりました。他の化粧品は以前と変えてないのでシリカのおかげと思います。
keiso+高濃度シリカ(ケイ素)保湿クリーム 100g Silica Cream
乾燥肌の方に特におすすめなのが、シリカをたっぷり10%配合した贅沢なこちらのクリームです。
べたつきなくピタッとお肌に密着するような使用感で、空調がガンガン入っている部屋に一日いてもお肌がしっとりしていて驚きでした。
香りもほとんどないので、ついついたっぷり使ってしまうクリームです。
冬に使用しないとわかりませんが冷房の風がほほにあたっても、乾燥ツッパリを感じません。目の下のタルミが気になっていたのですが、1週間ですが、効果を感じました。安いのであちこち塗りたくっています。
「rms beauty」アンパウダー 全2色
シリカはスキンケアだけではありません。
シリカは皮脂の吸着に優れているため、シリカ配合のこのパウダーはとにかくTゾーンがテカらないんです。
ファンデーションの上からこのパウダーを重ねると、ふんわりとした仕上がりになり、透明感のあるカバー力を出してくれます。
乾燥するのに、部分的にテカりが気になる方にはぜひ試してみていただきたいです。
ずっと知ってて気になってはいたけど買わずにいたアンパウダーをなんとなく購入したらこれがすごい!
時間経っても化粧したての肌(鼻周り)みたい…(T_T)これからも使って行きます(T_T)感謝!
そもそも、シリカとは? 化粧品に使われるシリカ成分に迫る
今まで紹介してきましたシリカですが、そもそもどんな物質なのでしょうか。
シリカは、ケイ素とも呼ばれ、必須ミネラルの一つで、鉱物中に多く含まれるほか穀物や野菜にも含まれています。
そして、実は私たちのからだの中にも存在し、目、骨、皮膚、歯、臓器などの重要な栄養素なのです。
その中でも、特に多く存在しているのが皮膚です。シリカが肌にたっぷりあることで、美肌をつくることができるのです。
しかし、私たちは体内でシリカを生成することはむずかしく、さらに20歳をピークに体内で蓄えられる量が年々減ってくるといわれています。
その為,シリカの入った化粧品で外からシリカを補うことが大切なのです。
シリカの化粧品って、危険なの?
「シリカ入り化粧品ってなんだか不安」
「副作用があるのでは?」
そう思っている方もいると思います。
シリカとは、別名「ケイ素」と呼ばれているもので、地球上で存在する元素で、二番目に多いそうです。
(ちなみに、一番多いのは酸素みたいです)。
私たちの生活にも身近な成分と考えると安心ですよね。
実は、2017年8月に岐阜県瑞浪市の中央自動車道でおきた土砂崩れ事故で、流出した廃棄物のなかに発がん性物質が含まれていたという報道がされました。
この事故で流出した物質が「結晶質シリカパウダー」という成分でした。
このニュースで初めてシリカという言葉を耳にされて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
同じ「シリカ」なのでからだに悪いのかも、と思われるかもしれませんが、これは全く別のものです。
化粧品に使用されているシリカは「非結晶性」のものを使用しており、IARC(国際がん研究機関)でも発がん性の可能性はないとされています。(※1)
だから、シリカ化粧品を安心して使って大丈夫です!
※1:参考文献 厚生労働省HPより
知ってた? シリカ(ケイ素)不足の危険!
シリカが私たちのからだに重要な役割があることは先述したとおりですが、シリカが不足してしまうと私たちのからだはどうなってしまうのでしょうか。
シリカが減少すると、肌は真皮のなかがスカスカになってしまい、シワやたるみが気になるようになります。
また、からだは爪が割れやすくなってしまったり、髪の毛のツヤが失われていくのです。
その老化現象を食い止めるには、効率よくシリカをお肌や体内に取り入れる必要があります。
化粧品でシリカを補うことも大切ですが、シリカが多く含まれた食品をとることも有効です。
成人が消費するシリカの一日あたりの消費量は10mg~20mgといわれていますので、一日の摂取量は20mg~40mgが理想です。
多く含まれているものとしては、穀物、じゃがいもなどのイモ類、青のりなどに多く含まれています。
食品100gに対して
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- カラス麦(オーツ麦):600mg
- 大麦:233mg
- とうもろこし:20mg
- じゃがいも:200mg
- かぼちゃ:7mg
- いちご:6mg
- 青のり:62mg
などを気掛けて食事に取り入れるようにしましょう。
手軽に取り入れやすいのは、いつものごはんを玄米に変えるのがおすすめです。
シリカの含有量100gで精白米が0.5mgなのに対し、玄米は100gで5mgも配合されているため、手軽にシリカをからだに取り入れることができます。
スキンケアと一緒に毎日の食事を見直すことで、美肌への近道になるのかもしれません。
「シリカ化粧品」のまとめ
今回はシリカ化粧品についてご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
いま大注目のシリカの魅力はご理解いただけましたか?
シリカは私たちの体内にも存在する、とても身近なもので、美容にも健康にも欠かすことのできないものでした。
シリカ入りの化粧品はお手頃価格のものが最近多く販売されていますので、毎日のスキンケアにプラス1品してみてはいかがでしょうか。
また、毎日の食事でもシリカを簡単に内側から取り入れることができるので、スキンケアと一緒に始めることで更に効果を実感できるかもしれませんね。
毎日のお手入れにシリカ化粧品を取り入れ、お肌悩みのない、ぷるんと美肌を目指しましょう。