PMS改善日記

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光脱毛とレーザー脱毛、フラッシュ脱毛、IPL脱毛の違いって?

      2017/09/19


 
「光脱毛は美容、レーザー脱毛は医療」。

「光脱毛」と「レーザー脱毛」の違いを一言にまとめると、このようになります。

脱毛が「医療行為」というのは意外に感じるかもしれませんが、脱毛はもともとさかさまつげの治療を目的にして開発された技術ですから、そのように聞くと納得できるのではないかと思います。

実際、最初は毛穴に針を差し込んで毛根を焼く「針脱毛」が主流でした。

だから、痛みもともないますし、その点でも、脱毛を行うのは機械設備やスタッフの技術が整っている医療機関に限定される必要があったのですね。
 

光脱毛とレーザー脱毛の違い

レーザー脱毛とは?

レーザー脱毛は針脱毛ほどデリケートな技術は求められませんが、やはり高い温度でムダ毛を処理しますから、施術中の事故を防ぐためにも医療資格を持ったスタッフが扱うことが法律で定められています。

レーザー脱毛が医療機関、つまり皮膚科でしか受けられないのは、つまりレーザー脱毛が医療行為だからなのですね。

ちなみに、レーザー脱毛のもとになった理論が発表されたときは、レーザーは病気治療が目的でした。

脱毛はその医療技術を応用したものですから、ここからも、レーザー脱毛には医療の性質が強いことがわかりますよね。
 

光脱毛とは?

一方、光脱毛には特別な免許、資格などは必要ありません。医療機関ではないエステサロンで行うことができたり、光脱毛方式の家庭用脱毛器が開発されているのは、そのためです。

ここで、ちょっと疑問に思った方もあるかもしれません。

「脱毛は医療行為」であるはずなのに、光脱毛にはなぜ医療資格がいらないのでしょう? それは、法的には、「脱毛」というのは「永久脱毛」を指すからです。

つまり、針脱毛やレーザー脱毛よりも低温で処理する光脱毛には、永久脱毛のような効果はないと判断されたために、医療用の資格のない方でも施術が認められているのですね。

法的には、光脱毛は除毛クリームやワックス処理と同じ、「一時除毛」に分類されるのです。

実際は、出力が低い光脱毛でもさまざまな事故が起きていますし、脱毛効果についても、個人差がありますが、レーザー脱毛に近い効果があるケースもあります。

医療行為とは行かないまでも、何らかの資格は設定するべきではないか、という気もしますね。

 

光脱毛で、フラッシュ脱毛、IPL脱毛との違いは?

脱毛サロンでは光脱毛を行っていますが、サロンによって「光脱毛」となっていたり、または「フラッシュ脱毛」となっていたり、ときには「IPL脱毛」と表記されていることもありますよね。

光脱毛とフラッシュ脱毛、またはIPL脱毛との違いは何でしょうか?

「光脱毛」は、「肌に特殊なライトを照射することでムダ毛を処理する脱毛方法の総称」です。

光脱毛には、プラズマ脱毛、コスモライト脱毛などいくつか種類があります。

基本的にはどれも、ライトの熱で毛根を焼くという施術内容なのですが、使うライトが少しずつ違うため、別々の名称がつけられているのです。

また、ライトをあててジェルの抑毛成分を毛穴に浸透させるSSC脱毛というのも、これも光脱毛に入ります。ただし、レーザー脱毛は含みません。

光脱毛はどれもエステサロンで行うことができますが、レーザー脱毛は医療機関で医療免許を持った人にしか施術が許可されていないなど、明確な違いがあります。
 

フラッシュ脱毛とIPL脱毛にわかれているのはなぜ?

「フラッシュ脱毛」と「IPL脱毛」は、基本的に施術内容は同じです。

IPLとは「Intense Plused Light」の略で、短時間に瞬間的に点滅するライトのことですが、でもそもそも、光脱毛では、すべてこのIPLタイプのライトを使って施術を行います。

では、「フラッシュ脱毛」と「IPL脱毛」にわかれているのはなぜでしょうか。

近年、エステサロンでは、光脱毛に使用するようなフラッシュライトを利用した、美顔治療が行われるようになりました。

ライトを使ってターンオーバーを促進させるのが施術の内容で、フォトフェイシャルと呼ばれます。

IPL脱毛は、この、フォトフェイシャルの機器や技術を脱毛の方に応用した、施術法です。

基本的な施術内容や、毛根に熱を加えて脱毛させる、という仕組みは同じです。

ライトの波長を調整して、より効果的に脱毛ができたり、若干ですが、脱毛と同時に美肌効果が期待できる、という点が、従来のフラッシュ脱毛と異なっています。
 

IPLは脱毛にも美肌にも使える?


 
光脱毛の一種、「IPL脱毛」は、脱毛と同時に美肌効果も期待できるといわれます。

実際、IPLはもともとはフォトフェイシャルのために使われていた機器で、それを脱毛に応用したのがIPL脱毛です。

でも、フォトフェイシャル機器が脱毛にも使用できるのは、そもそもなぜなのでしょう?

まず、フォトフェイシャルというのは、ライトを照射して肌の血液や水分を温めることで新陳代謝をうながし、健康な肌に生まれ変わらせる施術です。

近赤外線は、脱毛でわかるようにメラニン色素に反応して熱を発生させますが、そのほかに血液のヘモグロビンと、皮膚の水分にも反応して発熱する性質があります。

おおまかにいうと、波長が短いほどヘモグロビンとメラニンへの感度が高く、波長が長いほど水分への感度が高くなります。
 

フォトフェイシャルと光脱毛の波長の特徴

フォトフェイシャルに使用されるライトはだいたい500nmから1100nmの波長で、これより長くなっても、短くなっても、感度が高すぎて火傷のリスクが生じてきます。

一方、光脱毛のライトは700nmから1100nmの波長を使っています。

つまり、フォトフェイシャルのライトを脱毛にも応用できるのは、使用している光の波長が重なっているためなのです。

フォトフェイシャルや光脱毛の機器は、照射部分にフィルターを取り付けて、フィルターを通すことで紫外線など有害な波長をカットし、必要な波長だけを肌にあてるという仕組みになっています。

そのため、機器本体を変えなくても、フィルターを変えるだけで簡単に、美肌に適したライト、脱毛に適したライトを使い分けることができます。これは、IPL機器の強みといえるでしょう。

家庭用脱毛器の中にも、美顔にも使用できるとうたっているタイプがありますが、これも仕組みはエステサロンの機器とはまったく同じです。

脱毛と美顔はカートリッジをつけかえて切り替えますが、これはフィルターを変えて波長を調整しているわけです。

 

光脱毛を受けた場合の美肌効果はどれくらい?


 
「顔脱毛を受けた場合、どのくらいの美肌効果があるの?」 という疑問を持った方もあると思います。

それについては、「ないこともないです」くらいの答えが正直なところでしょうか。

確かに脱毛ライトの波長は700nmから1100nm、美肌ライトは500nmから1100nmで、ふたつの波長は重なっています。

ですが、施術の目的といいますか、ライトの照射によってどのような作用をもたらすか、という点では、脱毛と美肌の施術でははっきりした違いがあります。
 

脱毛と美肌治療の違い

脱毛は「肌の温度をできるだけ上げずに、ムダ毛のメラニン色素にだけ熱を加える」のが目的です。

そして美肌治療の方は、「肌全体の温度を適切に上げて、血行と新陳代謝をうながす」のが目的になります。

患部に「熱を加える」、「温度を上げる」という点では同じですが、最終的な目的ははっきりと違いますよね。

たとえば、フォトフェイシャルのライトと比べてみると、脱毛ライトは500nmから700nmまでの波長をカットしてあります。

ここはヘモグロビンへの感度がぐっと高くなる範囲なので、脱毛の出力で照射すると火傷するリスクがあるため、カットする必要があるのです。

また、脱毛と美顔治療、両方を受けたことがある方はわかると思いますが、施術の際の照射口のあて方にも違いがありますよね。

フォトフェイシャルがあてるだけなのに対し、光脱毛は軽く押し付けるようにしていませんか。

これは、押し付けることで皮膚下の毛細血管をつぶし、一時的に患部の血流をストップさせるためです。

照射範囲からヘモグロビンを排除することで、より効率的に光エネルギーをメラニンに集中させるのが目的です。

このように見てくると、光脱毛の施術は、「肌に、美顔治療的な効果ができるだけ現れないようにして行う施術」ということもできますね。

ただ、IPLの作用は温めるだけではなく、長い波長の光を皮膚の真皮層に浸透させ、細胞分裂をうながすという作用もありますから、光脱毛は肌に何らかの効果はあるともいえます。

とはいえ、期待するほどではないと思います。「おまけ」程度に考えてください。

 

光脱毛とレーザー脱毛、それぞれどんな光を使っているの?

光脱毛とレーザー脱毛は、施術に使用する「光」自体は基本的に同じものです。

パワーや温度がまったく違うのに同じ光を使用しているとは、ちょっと驚きますよね。

光脱毛もレーザー脱毛も、使用しているのは「近赤外線」。可視光線と赤外線の間に存在する光です。

それでは、違いはなにかというと、照射する光の波長の幅です。

レーザー脱毛は、たとえばアレキサンドライトレーザーは755nm、ダイオードレーザーは800nmというように、単一の波長の光を取り出して使用しています。

そして光脱毛の方は、700nmから1100nmの幅広い波長の光を使っています。

レーザー脱毛の照射範囲がピンポイントなのに対し、光脱毛が一度に広い範囲に照射できるのは、波長の幅が広いためです。

レーザーポインターの光と懐中電灯の光を比べるとイメージがしやすいでしょうか。レーザーポインターは細い光がまっすぐに伸びますが、懐中電灯は光が幅広く拡散しますよね。

 

光脱毛とレーザー脱毛のパワーの違い

では、波長の違いがパワーにどのように影響するのかを見てみましょう。光というのは、照射されると波形を描きながら空間を進みますが、このとき光の干渉が起きます。

光の波形の形、幅は波長によって違うのですが、光脱毛のライトのようにいろいろな波長、波形を含んでいると、波が互いに打ち消しあってしまい、光量を弱めてしまう現象が、干渉です。

レーザーの場合は波形が1種類なので、干渉は起こりません。そのため、レーザーの光は100m離れた地点でも、ほぼ100%の光エネルギーを送ることができます。

ちなみに電球の場合は、1m離れると100万分の1に低下します。

光脱毛、レーザー脱毛はムダ毛のメラニン色素に光を吸収させて熱を発生させる脱毛方法ですから、多くの光エネルギーを吸収させた方が、高い熱でムダ毛を処理できることになります。

レーザー脱毛は、上記のように100%に近いエネルギーがムダ毛に届きます。

でも光脱毛のライトは照射された瞬間に四方に拡散してしまうため、エネルギーの一部しかムダ毛に届くことができません。

つまり、光脱毛とレーザー脱毛のパワーの違いは、光の種類の違いや出力の違いもそうですが、光の干渉性が高いか低いかが意外に大きく関係しているわけです。

 

ライター紹介

PMS改善日記 編集部

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