女性のひげ。対策まとめ! メイクで応急処置~自己処理~顔脱毛
あなたは、女なのにひげや産毛が生えているんじゃないかと、気にしていませんか?
実は、女性なのに、ひげや口周りの毛が生えていることに悩んでいる人は、けっこういるんです。
なかには、男性の顎ひげ並みに濃いので悩んでるという人も……。
では、女性のひげは、どうして生えてしまうのでしょうか?
また、どうしたら、ひげや産毛を目立たなくできるのでしょうか?
この記事では、女性のひげの悩み対策方法について、まとめてみました。
目次(Contents)
女性のひげの悩みの解決方法
女性の顔にひげは不要!今すぐどうにかしたいですよね。
女性の顔からひげを撃退する方法は3つ!
まずは、メイクでカバーすること。応急処置的なもので、解決方法ではありませんが、日頃のメイクにひと手間加えて目立たなくできたら、いくらか気持ちも楽になりますよね。
2つ目は、自己処理をすること。コストがかからず、思い立ったら手軽にすぐできることが大きな魅力です。
3つ目は、医療機関やサロン、家庭用脱毛器での顔脱毛。コストや手間がかかりますが、やってしまえばひげとは永久にサヨナラできます!長年ひげに悩まされている人は思い切ってやってみるのもいいですね。
それでは、一つ一つの方法について詳しく見ていきましょう。
女性のひげの悩み。メイクで応急処置して目立たなくする方法
とりあえず、ひげを目立たなくしたい!という方はメイクで応急処置を。
まずはベースメイクです。イエロー、ピンクやオレンジ系のベースカラーを選ぶと、青っぽいひげ跡が目立ちにくくなります。顔色も明るくなりますよ。
何色か使って、自分の肌色に近づけるようにするとより自然な仕上がりになります。
ファンデーション
ファンデーションは、パウダータイプよりリキッドタイプを使う方が、ひげ跡や毛穴が目立ちにくくなるのでおすすめです。
毛穴に叩き込むようにして、なじませるのがポイント。
BBクリームなども、ひげを目立たなくするのにぴったりですよ。
コンシーラー
それでも、まだひげ跡が気になる人は、「コンシーラー」を使えば完璧にカバーできます!
隠している部分だけが浮いてしまわないように、顔全体を見ながら、少しずつのせるようにしていきましょう。
「隠したい!」と思うと、ついつい、肌の色より明るい色を選んでしまいがちですが、必ず肌の色より、ワントーン濃い色を選ぶのがポイントです。
意外に思えるかもしれませんが、そうすると自然になじんで見えます。
しかし、口もとはよく動く場所なので、メイク崩れが心配。できるだけ、こまめにチェックするようにしてくださいね。
メイクでの対策は、あくまでも応急処置。ただ目立たなくしているだけなので、根本的な解決ではありません。
メイクでカバーしつつ、解決方法を探っていきましょう。
女性のひげの悩み。手軽に安く自己処理する方法
カミソリでの処理
「ひげの処理」というと、真っ先に思い浮かぶのがカミソリでの処理。
コストもかからず簡単にできるので、よく剃っている方もおられると思います。
しかし、カミソリでの処理にはデメリットも潜んでいます。
まず、カミソリで剃るときに肌の角質層も一緒に削ってしまうこと。
こうすると、肌がダメージを受け、肌のバリア機能が損なわれるため、吹き出物や肌荒れの原因となってしまいます。
それに、いつもカミソリでの処理を行っていると、鼻の下だけ、いつも刺激を受けている状態に……。
すると、肌を保護しようと、皮膚下でメラニン色素が生成されてしまいます。
そのため、鼻の下だけが黒ずんでしまい、余計にひげが目立つようになってしまうのです。
カミソリでの処理は、肌表面から出ている毛を剃っているだけなので、またすぐに伸びてきます。
処理回数も多くなってしまうので、肌がどんどん傷むことにつながり、おすすめできません。
剃るなら、カミソリよりも「トリマー」と呼ばれる電動シェーバーのようなものを使えば、比較的、お肌にも負担が少なく済みますよ。
カミソリのようにきっちり剃れるわけではありませんが、うぶ毛程度の細い毛なら、じゅうぶん目立たなくなります。
お値段も安いので、カミソリ派の人は、一度トライしてみてくださいね。
毛抜きでの処理
では、毛抜きでの処理はどうでしょうか?
毛抜きでの処理は、毛根から処理してしまうため、一度処理するとしばらく生えてこないのがうれしいところです。
しかし、毛抜きでの処理にもデメリットがあります。
「毛抜きで毛を抜く」という行為は、毛根と毛細血管を引きちぎっているのと同じ!
そのため、見た目にはわからなくても、肌には相当のダメージがかかっています。
その傷ついた皮膚を修復するために、メラニン色素が生成され、黒ずみが発生してしまうのです。
しかも、ひげを抜かれた毛根は、ダメージを受けたことにより、さらに強い毛根となって再生することに。
このため、抜けば抜くほど、ひげがどんどん濃く、太くなっていってしまう!という怖い現象が起こってしまいます。
ひげをなくしたくて抜いているのに、逆に太く、濃くなってしまうのでは困りものですよね。
どうしても毛抜きを使うなら、目立つ毛を何本かだけ……のように、最低限の使用にとどめましょう。
除毛・脱毛クリーム
それなら、クリーミーで肌に優しそうな除毛クリームなら、ひげの処理にピッタリではないでしょうか?
ところが!除毛クリームは、絶対に顔のうぶ毛処理に使ってはいけないのです。
除毛クリームは、薬剤の力によって毛を溶かし、ムダ毛を処理するもの。
そのときに、毛と一緒にお肌の表面まで溶かしてしまうのです。
もし、クリームがまぶたや唇などの粘膜についたり、目の中に入ってしまったりしたら……とても危険です!
ですので、除毛クリームをひげの処理に使うのはやめてくださいね。
ひげに使うなら、除毛クリームではなく「抑毛クリーム」がおすすめ。
抑毛成分が含まれているクリームで、塗り続けることによって毛を薄く、目立たなくする効果が期待できます。
スキンケア効果があるものも多いので、顔にも安心して使えますよ。
効果を感じられるまでしばらくかかりますが、じっくりケアしてみてはいかがでしょうか。
カミソリや毛抜きなどの処理を続けると、お肌が傷んでボロボロになってしまいます。
自己処理をする場合は、トリマーを選んだり、抑毛クリームでお手入れをするなど、「お肌に負担をかけない」ことを頭において行ってくださいね。
女性のひげの悩み。脱毛サロンや家庭用脱毛器の顔脱毛
顔脱毛は、女性のひげの悩みを解決する方法の中では、もっとも強力で確かといえる方法かもしれません。
顔脱毛といっても、脱毛サロンなどで、プロの手によって脱毛してもらう方法と、家庭用脱毛器などを使って、自分で処理する方法があります。
それぞれ詳しくご紹介しますね。
医療レーザー脱毛と光脱毛のメリット・デメリット
「完璧にひげとサヨナラしたい!」と思うなら確実なのはサロンでの脱毛です。
ひげの脱毛には、医療レーザー脱毛と光脱毛があります。
どちらも、毛根に強い光を当てることによって毛根の細胞を壊し、毛が生えなくなるようにする仕組みですが、違うのは光の強さ。
医療レーザー脱毛の方が光が強く、医療機関での施術となります。
効果は絶大で、太く黒い毛はもちろん、産毛のように細く薄い毛にも効果を発揮します。
しかしその分、施術時に痛みを感じることも。肌への負担もあり、赤くなるなどの副作用のリスクも光脱毛に比べると大きいのがデメリットです。
医療レーザー脱毛を受ける場合は、医療機関とよく話し合い、施術後のフォローなどをしっかりしてもらうことをおすすめします。
一方、光脱毛は医療レーザーに比べてパワーが弱めなので、エステサロン等でも施術することができます。
そのため、細い産毛のような毛にはなかなか効果が見られない……という声もあります。
しかし、光脱毛は、美肌効果が期待できるのが大きな魅力。
光脱毛で使われる光は、肌のターンオーバーを活性化するため、肌のくすみや黒ずみの改善に効果があるのです。
ひげだけでなく、黒ずみも気になっている人には、光脱毛がいいかもしれません。
医療レーザー脱毛と光脱毛の費用の違い
気になる費用ですが、光脱毛の方が医療レーザー脱毛よりもややリーズナブルな印象です。
サロンや医療機関によっては、6回コースなどのお得なコースが用意されていることもあるので、調べてみてはいかがでしょうか。
医療レーザー脱毛にも、光脱毛にも、メリットデメリットがありますので、両方を比較しながらよく検討してみてくださいね。
家庭用脱毛器のメリット・デメリット
「脱毛サロンに行くのはちょっと……」と思う方の中には、「家庭用脱毛器はどうなの?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
家庭用脱毛器は、威力は違えどサロンと同じように、毛根に光を当てることにより脱毛を行います。
サロンに行く手間もかからないし、リーズナブルなので、これでひげの脱毛ができたらいいですよね。
でもちょっと待って!
実は、家庭用脱毛器を目や口の周りに使用するのは、とても危険なんです。
なぜかというと、誤って使うと、やけどをする恐れがあるからです。
眼や口の周りの皮膚は、とてもデリケート。それに、眼球や唇に誤って光が当たってしまったら、取り返しのつかないことになってしまいます。
メーカーも、目や口の周りには、使用を控えるようにと注意を促しています。
サロンに行かずとも、自宅で手軽に脱毛ができるのはとても魅力的ですが、トラブルになっては元も子もありません!
家庭用脱毛器でひげを脱毛するのは、やめた方がいいでしょう。
女性のひげタイプ診断
女性のひげといってもタイプはいろいろ。
ひげタイプによって、適した処理方法も異なります。あなたはどれに当てはまりますか?
口周りのうぶ毛タイプ
口周りに細く薄い毛が生えているタイプ。
比較的目立ちませんが、飲み物を飲むとひげについてしまったり、間近で顔を見られるとちょっと恥ずかしいですよね。
カミソリで剃ると濃く目立ってきてしまったり、黒ずみを起こしてしまったりするので、このタイプの方はトリマーで肌表面のうぶ毛をそっと処理するのがおすすめです。
青ひげタイプ
毛が多く太いために、肌内部の毛の色素が、肌の上からも青く見えてしまうのが、青ひげタイプ。
肌の白い方によく見られます。
このタイプの方は、剃ってもあまり効果がありません。そのため、脱毛するか、メイクでカバーするのが有効です。
コンシーラーやコントロールカラーなどを、うまく使ってみてくださいね。
剛毛な毛が数本タイプ
男性のひげのような濃くて太い毛が、ぽつぽつと何本か生えてくるのが剛毛タイプ。
本数が少ないとはいえ、たとえ1本でも太いひげを見られたら、女性としてちょっとショックですよね。
毛抜きで処理するか、何本かだけなら「針脱毛」という、ピンポイントの脱毛をしてもらうのも、一つの方法です。
女性のひげが生える原因は?食生活や生活改善で対策!
そもそも、なぜ女性なのに、ひげが生えてしまうのでしょうか?
それはズバリ、「ホルモンバランスの乱れ」が原因です。
睡眠不足、不規則な生活、過大なストレス……。
これらは、男性ホルモンを多く分泌させてしまう要因になります。
それが女性ホルモンの量を超えてしまうと、ひげが生えてしまう原因になってしまうのです。
つまり、ひげを生えなくするには、ホルモンバランスを整えればいいというわけですね。
ウォーキングなど、適度に身体を動かす機会を作ったり、リラックスしてしっかり睡眠をとったりと、規則正しい生活を心がけることから始めましょう。
食生活も見直してみてください。添加物だらけのジャンクなものや、甘いものを摂りすぎていませんか?
できるだけ、和食中心の、健康的な食事を取り入れていきましょう。
お味噌やヨーグルトなどの発酵食品は、腸内環境を整えるので、できるだけ毎日摂りたいですね。
女性ホルモンと同様の働きをするといわれる「大豆イソフラボン」も、積極的に取り入れるとよいでしょう。
女性らしさを失わせてしまう、憎い「ひげ」。
メイクや処理方法などを取り入れて、ひげの悩みからサヨナラしましょう。
そして何より重要なのは、女性ホルモンが正常に分泌されるような、健康な生活を送ることです。
もしかしたら、ひげはあなたの生活の乱れに警告を発しているのかもしれません!一度振り返ってみてくださいね。
あなたの笑顔が、ひげに悩まされず、より輝きますように!
ライター紹介
PMS改善日記 編集部
「つまんないこと、バイバーイ。たのしいこと、ウェルカム!」
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