断食を一週間してダイエット! その効果と、気になる体重は…?
2018/02/19
皆さんは、「断食を一週間してみよう!」と思ったことがあるでしょうか?
興味はあるけど、できるか自信がない、やり方がわからない、リバウンドが怖い……。
そんな理由で、実際には、考えるだけで終わってしまっている方が多いでしょう。
そこで今回は、断食について、くわしくまとめてみました。
是非、参考になさってください。
目次(Contents)
断食を一週間してみる?してみない?
断食を考えたとき、そもそも、どれくらいの期間が思いつくでしょうか。
何となく、切りのいい「一週間」が頭に浮かぶかもしれませんね。
ここでは、断食を一週間した場合の効果を考えてみましょう。
断食を一週間した場合の効果とは?
断食を一週間した場合、当たり前ですが、体重が減ります。
個人差はありますが、2キロから6キロくらいの減量につながるそうです。
また、内臓を休ませることによって、血圧が安定したり、糖尿病の予防にもなるといわれています。
断食のメリット・デメリット
断食のメリット
現代では、食べ物があふれています。
知らず知らずのうちに、色々なものを口に運んでいるでしょう。
断食をすると、消化器官を休ませることができます。
消化器官を休ませることによって、栄養の吸収が良くなり、少量の食事でも、栄養がしっかりとれます。
デトックスで毒素を出すと、肌もきれいになり、アンチエイジングにもつながります。
そして何よりもダイエット効果が期待できるのです!
断食が終わっても、少食になり、少しの食事でも、満足できるようになるといわれています。
断食のデメリット
断食のデメリットとしては、急激に体重が落ちるので、脂肪だけではなく、筋肉も落ちてしまうことがあります。
また、食事を我慢することで、ストレスもたまります。
頭痛などが起きて、体調が悪くなることも……。
さらに、断食が終わってからいきなりたくさん食べると、リバウンドして、前より体重が増えてしまったということもあるそうです。
断食を一週間したら何キロ痩せる?体重の減り方
では、断食を一週間したら、何キロくらい、どのように痩せるのでしょうか?
断食1日目は、急激に体重が落ちますが、それは水分がなくなるだけです。
本当に痩せるのは、2日目からといわれています。
断食1日目から5日目は、体重の1.5%から2%。
6日目から10日目は、体重の0.7%から0.8%ほどが落ちるといわれています。
もちろん個人差があるので、一概にはいえません。
たとえば、体重60キロの人ですと、1日目で58.5キロ、2日目で57.6キロほどに落ちることになります。
7日目で53.3キロくらいまで落ちることになり、一週間で6キロほどのダイエットに成功することも可能だそうです。
断食による体内の変化は?
断食すると、体の中は、どのように変化しているのでしょうか?
血糖値や血圧が高めの人も、正常値に戻るといわれています。
また、中性脂肪の減少も見込まれます。
空腹感、ストレスを感じなくなり、味覚と食欲が正常な状態に戻り、痩せやすい体質に変化するそうです。
断食による見た目の変化は?
見た目についても、人は2キロ変化すると、とたんに変わるといわれています。
特に、顔や手足の脂肪が最初に落ちるので、6キロも減少すると、かなり印象も変わるでしょう。
断食を一週間する場合の方法やスケジュール
一週間のダイエットを開始する前に、まずは家族に相談しましょう。
食事のとき、一人だけスムージーなどを飲んでいるだけだと、きっと家族は心配しますよね。
ですから、事前に話しておき、協力してもらうようにしましょう。
体調が良くないときは、断食はおすすめできません。
断食の具体的な方法とは?
断食の具体的な方法としては、まず、食事を飲み物に置き換えます。
置き換えには、スムージーや酵素ドリンクをおすすめします。
スムージーや酵素ドリンクには、ビタミン、ミネラル、最小限の糖分など、体が必要とする栄養素が取れるので、栄養不足になることはありません。
一週間の断食のスケジュール
では、一週間の断食のスケジュールをご紹介しましょう。
断食といっても、一週間、何も口にしないということではありません。
一週間の内訳は、「減食期間2日」「絶食期間3日」「回復食期間2日」の、合計7日間となります。
減食期間
まず、減食期間は、スムージーを食事の前にとるようにし、3食きちんと食べましょう。
食物繊維を意識して取り、野菜や果物、海藻、玄米などを多く取ることも大切ですね。
また、化学調味料、お菓子、お酒、たばこは控えましょう。
絶食期間
絶食期間は、スムージーや酵素ドリンクなどを飲んでください。
食事の時だけでなく、空腹を感じたら飲むようにしましょう。
また、意識して、水分を2リットル以上取るようにすることも大切です。
数回に分けて飲むと、わりと飲みやすいと思いますよ。
絶食期間の3日間は、時間が長いと感じることがあるようです。
それは、食事に関する時間がなくなったことが理由。
この期間は、ゆったりとした気分で過ごすことをおすすめします。
激しい運動も避けるようにしましょうね。
体が慣れてきたら、瞑想などをして、心と体をリセットすることもよいでしょう。
回復食期間
回復食期間は、断食の中で一番大切な期間といわれています。
ここで普段とおりの食事をしてしまうと、一気にリバウンドしてしまうからです。
回復食期間も、スムージーや酵素ドリンクを飲むようにしてください。
回復食については、次項でくわしくご説明します。
断食を一週間したあとの回復食
断食を一週間したあとの回復食は、どんなものがよいのでしょうか。
最初に、薄味で作った具なしのお味噌汁を飲んでみるといいでしょう。
普段、何気なく飲んでいたお味噌汁が、とてもおいしく感じるはずです。
また、断食といっても、全く食べないわけではなく、スムージーや酵素ドリンクなど、必要最小限の栄養は摂れていたはずです。
ですから、昔からよく食べられているおかゆを食べなくても、とくに問題はありません。
おかゆなどの炭水化物は、血糖値を上げてしまうため、脂肪を溜めやすくしてしまいます。
理想的な回復食
理想的な回復食は、豆類、豆乳、ごま、海藻類、野菜、きのこ類、イモ類などであるといわれています。
最初は、お豆腐や蒸し野菜、発酵食品、ぬか漬けなどを少量、食べてみましょう。
そのとき、塩や醤油などの調味料は使わずに、素材の味を楽しむようにしてみてください。
また、よく噛むことが、なにより一番大切です。
よく噛むことで、満腹中枢が刺激され、満腹感が得られやすくなります。
回復食期間は、胃が小さくなっているので、あまり量は食べられません。
しかし、無理をせず、ゆっくりよく噛んで、普段の半分くらいの量までは戻せるようにしましょう。
「断食一週間」と「断食1日」のダイエット効果の比較
断食が体によいことは、わかりましたよね。
でも、「一週間できるか自信がない」、「もっと手軽にできないかな」と思われる方も多いでしょう。
そこで、断食を1日した場合と、一週間した場合の効果の違いを比較してみました。
断食を1日した場合の効果
断食1日の利点は、簡単にできることです。
1日だけだと効果は少ないですが、何度も繰り返すことで、効果が期待できるようになるそうです。
1日の断食で、1キロくらいは落ちるといわれています。
ただし、1キロの半分は水分のみ。
実際には、500グラムくらいが、体重の減少量ということになりますね。
1日の断食を週1回行うことで、1か月で2キロ近く痩せられる方もいるそうです。
1日の断食で、大幅に体重を落とすことはできません。
しかし、体内環境をリセットをすることはできるので、ダイエット効果も見込まれます。
断食を一週間した場合の効果
断食を一週間した場合の効果は、どうでしょうか?
断食を一週間すると、個人差を考慮しても、2キロから6キロほどは痩せることができるそうです。
断食のダイエット効果が出るのは、2日目からといわれています。
1日目の減量分は、主に水分です。
でも、2日目からは、脂肪が燃焼して痩せやすくなり、6日目以降は、逆に、徐々に痩せにくくなっていくといわれます。
このことから、一週間の断食は、最も効果的であるといわれています。
また、断食を一週間おこなえば、体内環境が改善され、肌もきれいになりますので、見た目にもはっきりわかるくらいに、効果が出てくるといえるでしょう。
断食中に頭痛が起きる原因と対策
断食中に頭痛が起きたという話を、よく聞くことがあります。
どうして、断食中に頭痛が起きるのでしょうか。
断食中に起こる頭痛の原因
断食中に起こる頭痛の原因は、大きく分けて、次の2つのケースがあります。
- 低血糖や酸血症、ミネラル不足による脱水症状など、体内の変化によって起こる場合
- デトックス効果による好転反応による場合
酸血症とは
断食を1日すると、体にある糖分のほとんどを使い果たすといわれています。
その、糖分がなくなる状態に慣れていないと、頭痛を感じることがあるそうなんです。
また、体から糖分がなくなると、体を維持するエネルギーのほとんどが、脂肪になってしまいます。
脂肪をエネルギーに変えると、体は弱アルカリ性から弱酸性へと変わります。
これを酸血症といい、頭痛を引き起こす最大の原因となるんですね。
好転反応とは
断食を行うと、体の中にある毒素や老廃物が血管を通って押し流され、一時的に汚れた血液が体をめぐります。
この汚れた血液の循環が、頭痛を引き起こす原因になる場合があるんです!
この現象を「好転反応」といいます。
好転反応は、体内に起きる一時的な反応のことで、血液がきれいになれば収まります。
断食中の頭痛は、一時的なものが多いので、それほど心配する必要はないといえるでしょう。
でも、どうしても不安な場合や、症状が重い場合は、断食を一時中断して、かならず専門医に診てもらうようにしてください。
断食中の頭痛を和らげる方法
断食中の頭痛を和らげるいちばんの方法は、まずは、断食で不足する栄養を補給すること。
ただし、糖分を一気に取ってしまうと、血糖値が急激に上がり、リバウンドの原因になってしまいます。
そこで、おすすめするのが、はちみつや黒糖を少量取ることです。
はちみつや黒糖には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、糖質の量も適量なんです。
ハーブティーなどに、はちみつや黒糖を少し入れて飲んでみたり、少しなめてみるなどして、様子を見てみましょう。
また、酵素ドリンクには、必要な栄養素が多く入っています。
空腹を感じたときや、頭痛が起こったときに、酵素ドリンク飲んでみるのも効果的でしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今まで、いろいろなダイエットを試してみたけど、うまくいいかなかったという方。
また、最近とくにどこも悪くないけど、何となく体調がすぐれないと思われている方。
一度、断食を考えてみてはいかがでしょうか?
断食には、ダイエットだけでなく、体内の毒素を取り除くデトックス効果もあるそうです。
一度、体をリセットしてみるのも、いいかもしれませんよ。
ただし、無理な断食は、体を壊すので逆効果です。
いきなり一週間の断食をするのが不安な方は、1日だけ、3日だけなどと、少しずつ日数を増やしてみてはいかがでしょうか。
無理せず、ゆったりとした気持ちで断食を行うことは、ご自分の体と向き合えるよい機会です。
ふだん、何気なく食べていた食事の大切さを再確認するとともに、断食後のご自分の体の変化を感じてみてくださいね。
ライター紹介
PMS改善日記 編集部
「つまんないこと、バイバーイ。たのしいこと、ウェルカム!」
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