美容院や床屋さんでの髪型の頼み方と伝え方。こうすれば美容師さんに伝わる!
美容院は、髪をおしゃれにしてくれる場所。
でも、おしゃれになるには、美容師さんに、自分のなりたい髪型を伝えないといけません。
もちろん、ただ伝えるだけでなく、しっかりと伝わっていないと、美容師さんも困ってしまいますし、失敗の原因になることも……。
そこで、あなたも美容師さんも困らない、おすすめの頼み方や伝え方、さらに、失敗しない頼み方のコツもご紹介しますね。
ぜひ参考にしてください!
美容院での頼み方
美容院にいく前から、なりたい髪型のイメージが、ぼんやりと決まっている人は多いでしょう。
もちろん、美容院で、自分で髪型を決めてしまう人もいます。
でも、とくに強いこだわりがないのなら、美容師さんと相談しながら、髪型のイメージを固めていくのも、ひとつの方法です。
どちらのパターンでも、美容院での頼み方は、基本的には同じ。
基本的なことなので、でかける前にチェックしておきましょう。
イメージの髪型と似た写真を準備
美容師さんの髪型を作る作業をご存じの人は、なかなかいないでしょう。
美容師さんが、どんな方法で髪型を考えているか。
それがわかっていると、頼み方もイメージしやすくなります。
実は、美容師さんは設計図のように、部分的な髪型の長さをはかり、それを重ねるとどうなるのか、イメージしているんです。
つまり、そのイメージが沸くような頼み方がベストということ。
その中でも1番おすすめなのが、写真を使って、自分の理想の髪型を頼むことです。
写真を見せると、まず美容師さんは、髪型の雰囲気だけでなく、髪の長さやウェーブのかかり具合、さらに髪の色まで、しっかり見ます。
そして、イメージを膨らませるのですね。
あなたの今の髪型と見比べて、写真の髪型ができるかどうかを、瞬時に判断し、提案してくれるでしょう。
髪型の写真というのは、美容師さんからすると、言葉以上に理解しやすいもの。
つまり、頼み方としては、もっとも失敗しない、無難な方法なんです。
あらかじめ、髪型の写真を、スマホで保存しておくか、ヘアカタログや雑誌などから、髪型の写真を切り抜いて、持っていくといいでしょう。
理想の髪型を芸能人でたとえる
髪型を伝えるときに、重要なポイントは、美容師さんの頭に、髪型が思い描けていれば、それでいいわけです。
しかし写真や口頭で伝えずに、その場で髪型を、決めたい人もいるはず。
そんなときに、パッとイメージできてしまう方法が、今人気が出ている、芸能人の髪型をいってみること。
もちろん美容師が、その芸能人のことを知っていることは、最低限必要。
でも、そもそも美容師さんは、流行ものの勉強をするのが、仕事でもあります。
つまり、人気の出ている芸能人のことは、ほとんどの美容師さんは、知っていると思って大丈夫ですよ。
ただし、芸能人のみなさんも、髪型を変えるときが、しばしばありますよね。
ですから、あなたも最新の情報を頭に入れて、頼むとよいでしょう。
なるべく具体的に髪型を伝える
あなたのなりたい髪型のイメージの写真が、どうしても見つからない。
あるいは、美容師さんと相談しながら髪型を決めたい。
そんな人は、具体的に美容師さんに伝えてみましょう。
具体的というのは、例えば、こんな感じです。
- 髪の長さは、肩にかかるくらいで、内巻きになるように、カットしてほしい!
- 髪の色を変えたいけど、明るめのベージュがいいのか、暗めの茶色がいいのか、相談したい!
- お尻より上くらいの、ロングヘアーなので、くせ毛なのか、わからないくらい、ゆるいパーマをかけてみたい!
髪の長さや、なりたい髪の色や明るさ、パーマのかかり具合など、具体的に伝えてみましょう。
具体的であればあるほど、美容師さんのイメージが、沸きやすくなりますよ。
具体的に相談できるようになるには、あなた自身のなりたい髪型のイメージが、できあがっていることが必要。
ですから、あらかじめ、なりたい髪型を考えておく必要があります。
具体的な髪型イメージの伝え方
美容師さんは、髪型をイメージしながら髪型を作っていると、先ほど紹介しました。
しかし、どのように伝えたらいいか、わからないという人も多いと思います。
ここでは、具体的な髪型の頼み方をご紹介しますね。
前髪をどうしたいのか?
女性に限らず、前髪というのは、表情や顔の印象を大きく左右する、とても大切な部分。
ということは、髪型を伝えるときには、とくに注意する必要があります。
どのように、前髪を頼むのかよいかというと、まずは、前髪の長さです。
眉や目などのパーツを目じるしにして、前髪の長さを、美容師さんに伝えましょう。
そして、その前髪を、横に流すのか、それとも前に下ろすのか、またはわけて額を出すのか。
それを含めて、具体的に希望を相談すると、さらに伝わりやすくなります。
サイドは内巻き?外はね?
サイドというのは、もみあげなどの、横の部分。
これをどのようにしたいのかを、具体的に伝えましょう。
くせ毛ではねるのが嫌なのであれば、内巻きにしてほしいことを伝えます。
髪に動きが欲しいのなら、外はねにしたいと、伝えられればOKですよ。
このときに、「こうしたい!」という、要望があれば、先に頼むのがおすすめ。
というのも、サイドというのは、髪型全体のシルエットを作るときに、重要になる場所なんです。
ですから、「ボブのような丸い形」「レイヤーカットのような軽い感じ」というような理想を伝えると、美容師さんは施術がしやすいでしょう。
襟足の長さはどれくらい?
後ろ姿のときに見られる場所が、襟足。
自分では見えない襟足は、具体的に伝えるのが難しく、悩んでしまいますよね。
そんなときには、無理に口頭で伝えずに、スマホの写真などを使うと便利です。
もちろんその場で、ヘアカタログから選んでもよいですが、あらかじめ決めておき、スマホに保存しておくのが気軽かも。
今なら、ヘアカタログのサイトも、ネット検索すれば、豊富に出てきます。
そのサイトから、後ろ姿のみの写真をピックアップして、それを見せてあげると、美容師さんもイメージしやすくなりますよ。
頭頂部の髪はどうするのか?
頭頂部は、美容師さんの間では、「トップ」という名前で呼ばれる部分。
このトップの長さは、あまり自分で意識して見ていない人が多いんです。
トップは、髪型の重さ、つまり、量を重たく見せるか、軽く見せるかという髪の印象が大きく変わるので、とても重要。
たとえば、ここ最近よく見られるボブの場合、すべての髪の長さが同じなので、トップの髪の長さは、長くとってあります。
さらに、トップの長さが長いことで、髪型全体がまるく見えやすく、ふんわりかわいいイメージを、持たせやすくなるんです。
このように、トップの長さは、前髪と同じくらい、イメージが大きく変わる場所。
具体的に理想を伝えるときには、大切なパーツですが、つい忘れてしまいがちな部分でもあるので、しっかり考えておきましょう。
頼み方で失敗しないコツとは?
美容院で髪型を変えたら、「似合わない髪型にされた」「髪を短く切られすぎた」などの失敗をよく耳にします。
これは、あなたの理想が、美容師さんにうまく伝わっていないから。
もちろん、なかには、美容師さん自身のポリシーで、要望通りにしてくれないというケースもないとはいえません。
しかし、その場合でも、施術前に具体的に頼んでおけば、回避することもできるんです。
では、どのようにすれば、失敗しないのでしょうか?
ここでは、そのコツをご紹介します。
あやふやな伝え方をしない
そもそも理想と違う髪型とは、どのように起こるのでしょうか?
美容師さんは、髪型をイメージしながら施術をしているもの。
そのイメージと、あなたの理想がくい違っているから、失敗してしまうわけです。
つまり、失敗しないようにするには、美容師さんとあなたのイメージが一致すれば、失敗を回避できるということ。
例えば、「かわいくカットしてほしい」というような言葉で、髪型を伝えたとしましょう。
かわいいという考え方は、人によって違うので、髪型のイメージのくい違いが、発生してしまうというわけ。
なるべく具体的に頼めば、美容師さんも、あやふやな施術ができなくなりますよ。
悩みがあれば先にしっかり伝える
髪の悩みが解決できないと、「髪型を変えて失敗した……」と感じる場合があります。
悩みというのは、本人にしか、わからないこともあるもの。
さすがの美容師さんでも、すべて把握することはできません。
つまり、あなた自身から、美容師さんに、髪型の悩みについて相談をすれば、美容師さんも、それを意識して施術してくれます。
そうすれば、自然と気になる箇所が減り、「失敗した!」と思うケースも減るので、理想の髪型に近づくことができるでしょう。
床屋さんでの頼み方
最近、女性でも、床屋さんにいく人が増えています。
それは、カットだけでなく、顔そりなどをきれいにしてくれるから。
顔そりといえば、本来、男性が髭剃りをかねておこなうメニュー。
でも、女性でも「サッパリして気持ちがいい」と利用している方が多いんです。
顔そりをするついでに、髪型もかえてしまおうと、床屋さんにお願いする女性もいるはずですよね。
そこで今回は、気になる床屋さんでの髪型の伝え方をご紹介します。
頼み方は基本的に美容院と同じ
髪を切る資格には、美容師免許のほかに、理容師免許というものがあります。
理容師さんは「床屋さん」のことなのですが、美容師と理容師の違いはどこにあるのでしょうか?
おおまかにいうと、お客さんのメインが「男性」なのか「女性」なのか、そのくらいの違いしかありません。
つまり、やっていることはほとんど同じで、顔そりがあるかないかの違いくらいです。
具体的な頼み方をすれば、基本的には、床屋さんでも失敗することはないでしょう。
ただし、ひとつだけ、気を付けてほしいことがあります。
それは、床屋さんのなかでも、女性がほとんど来ない床屋さんの場合は、入念に髪型を伝える必要があるということ。
女性の髪型を変えた経験が少なければ、あなたの頼み方がうまくないと、理容師さんも、どのように施術をしたらいいのか分かりません。
もちろん床屋さんでも、今風のおしゃれな雰囲気を出している店舗なら、女性の施術経験も、それなりにあるはず。
その場合は、ある程度伝えることができれば、柔軟に対応してくれるでしょう。
ライター紹介
PMS改善日記 編集部
「つまんないこと、バイバーイ。たのしいこと、ウェルカム!」
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