しっとりシャンプーで髪を保湿!まとまりのある髪で乾燥対策
しっとりまとまる髪で、うらやましいな……。
テレビのCMを見て、そう思ったことはありませんか?
そんな人は、きっと、とくに髪のパサつきがひどくて、なかなかしっとりまとまる髪にならずに、悩んでいることでしょう。
しかし、しっとりまとまる髪の人は、昔からずっときれいな髪をしていたわけではありません。
しっかりパサつく対策ができていたから、今があるわけです。
では、しっとりまとまる髪の条件って?
ここでは、自分の髪がどんな状態なのかを知り、しっとりまとまる髪になる方法をまとめてみました。
目次(Contents)
しっとりした髪とまとまる髪とは?
しっとりした髪というのは、どういう状態かわかりますか?
しっとりした髪というのは、水分を多く含んだ潤いのある髪のことをいいます。
まとまる髪というのは、髪の毛のひとつひとつが束になって、バラバラになっていない髪のことをいいます。
それぞれ、別の意味で使いますが、しっとりした髪になれば、自然とまとまる髪に近づけられるので、覚えておきましょう。
ツヤがある髪はしっとりした髪に見える
ツヤのある髪とは、光にあたると反射する状態。
さらにきれいになると「天使の輪」を作れます。
髪がパサつくと、ツヤがでません。
ツヤがない髪は、手グシをしたら途中で引っかかってしまい、髪が傷んでいることも多くあります。
しっとりまとまる髪を目指すには、髪の傷みも気にしましょう。
毛束が整っている髪はしっとりまとまった髪に見える
毛束がまとまっている髪というのは、髪の毛のひとつひとつが、広がっていない状態です。
要するに、毛束がきれいにそろっている状態なので、髪をクシでといても引っかかりません。
しっとりまとまる髪を目指している人は、毛束をまとめることが難しく、悩みの種でもあります。
このような髪になるのは、毎日のケアができているかが重要です。
枝毛や広がる髪の毛を作らないようにしよう
しっとりまとまる髪にしたくても、どうしてもできない人は、枝毛や広がっている髪の毛があります。
髪が傷むと枝毛ができますが、この枝毛ができると修復させるのは、簡単ではありません。
枝毛を作ってしまうと、広がる髪の毛が増えていき、髪の毛も乾燥してしまいます。
しっとりまとまる髪を目指すなら、枝毛を作らないことが重要なポイントです。
髪がしっとりまとまらない原因4つ!
上記で、「枝毛を作らないことが重要!」と紹介しました。
でも、枝毛がなくなったとしても、髪は、しっとりとはまとまりません。
これには原因があり、意外に誰でもしてしまう失敗です。
髪をしっとりまとまるように見せようと、毎日していたことが、悪い原因になっています。
どのようなことをして、原因を作っていたのか、具体的に4つ紹介しましょう。
カラーリングのやりすぎはしっとりまとまらない
髪の色を落ち着かせようと、必死にカラーリングをしている人もいるでしょう。
でも、これが、大間違い!
ほどよい感覚でカラーリングをしている人は、問題ありません。
しかし、頻繁に、色が抜けたからと染めていると、髪の毛の潤いがなくなってしまいます。
カラーリングは、髪の毛の中までカラー剤が入っていくので、髪の色が抜けるのと一緒に、潤いの養分も流れ出ていくでしょう。
それが積み重なっていくと、枝毛ができてしっとりどころか、パサついた髪が多くなって悪循環です。
アイロンの使いすぎでしっとりまとまらない
今、若い女性を中心に、しっとりまとまった髪を作ろうと、ストレートアイロンがはやっています。
アイロンを使えば、一発で髪がまとまるので、楽ですよね?
髪の毛は、たんぱく質でできているのは知っていますか?
炒り卵を思い出してもらうと、わかりやすいでしょうが、炒めすぎるとチリチリになってしまいます。
髪の毛のたんぱく質も同じで、しっとりどころかパサつく原因に……。
どうしてもアイロンを使うときは、回数を減らすか、ヘアオイルを塗ってから使いましょう。
正しいヘアケアじゃないとしっとりまとまらない
しっとりまとまる髪をしている人は、正しいヘアケアができているから、きれいな髪のままです。
しかしそれができていないと、すぐにパサつく髪になってしまいます。
例えば、髪が長いことを理由に、お風呂上りに髪を乾かすのが面倒で、そのまま寝てしまう人はいませんか?
それがパサつく原因になっていますよ!
キューティクルという髪の毛のバリアが、こすれて、髪の毛の痛みになってしまいます。
面倒でも、髪をいたわることが、しっとりまとまる髪にします。
体調不良が続くとしっとりまとまらない
体調不良の人や病気を持っている人は、どうしても髪の毛まで栄養がまわってきません。
そのために、パサつきという症状になって、しっとりまとまらない原因になってしまいます。
これから紹介する対策もしっかりできているのに、しっとりまとまる髪にならない人は、病気の疑いがあるかもしれません。
自覚があるのなら、先に体調を整えてください。
シャンプー・トリートメント・コンディショナー。それぞれの役割とは?
しっとりまとまる髪にするには、必ずシャンプーやトリートメントが必要です。
しかし使い方を間違うと、逆効果になることもあります。
とくに、トリートメントとコンディショナーの違いが、わからない人も多くいるようですよ。
そこで、シャンプー・トリートメント・コンディショナーの役割の違いを、下記の表にまとめました!
違いをしっかり知って、正しい使い方で、しっとりまとまる髪になってくださいね。
種類 | 役割 |
---|---|
シャンプー | シャンプーの役割を勘違い人が多くいますが、シャンプーは頭皮の汚れを落とすためのものです。 フンワリさせたい人は別ですが、しっとりまとまる髪を目指すなら、髪の毛までシャンプーを付ける必要はありません。髪の毛の必要な脂分までとれてしまうので、パサつく原因になってしまいます。 スプレーやワックスなど整髪料をつけていないときは、髪の毛にシャンプーをつけないようにしましょう。 |
トリートメント | トリートメントの役割も勘違いしている人も数多くしますが、髪の毛の中に潤いをいれながら、コーティングができるものが本当の役割です。 髪にいいものと勘違いをして、頭皮にまでトリートメントをつけている人がいますが、毛穴までコーディングされてしまい、これがよくありません! また、しっとりまとまる髪を目指すなら、トリートメントを使うようにしましょう。髪の毛の中までトリートメントが入るので、ツヤがでてしっとりまとまる髪に近づけます。 |
コンディショナー | コンディショナーとトリートメントとの違いがわからず、間違えてしまう人も多いでしょう。 コンディショナーは、車でいうワックスのような存在です。要するに髪の毛のコーティングをするのが役割で、トリートメントのように中まで潤いが入りません。 トリートメントと組み合わせて使うのもいいですが、匂いが混ざってしまうので、どちらかひとつだけ使いましょう。 |
髪をしっとり保湿できるシャンプーの成分や効果
髪をしっとりさせるには、シャンプーをうまく使うことがポイントです。
汚れをおとすものがシャンプーと紹介しましたが、しっとりするシャンプーを選べば、さらに潤いがでます。
保湿成分が入っているシャンプーを選ぶことがポイントなので、具体的にご紹介します。
シリコン「ジメチコン」などが入っているシャンプーはダメ
安いシャンプーを選べば、大体入っているシリコンの成分である「ジメチコン」。
確かに、コーディングしてくれる成分には、間違いありません。
しかし、頭皮までしっかりコーディングされる恐れがあるので、あまりおすすめできません。
シリコンにも種類があります。
すべて当てはまるわけではありませんが、シリコンを避けるのは無難でしょう。
植物性のオイル「ホホバオイル」などが入っているシャンプー
しっとりさせるシャンプーで、一番信用できるのは、植物性の成分が入っていることです。
その中でもよく見かける「ホホバオイル」の入ったシャンプー。
シャンプーによって、「ホホバ油」とも書かれているので、注意が必要です。
自然の油なので、頭皮についてもしっかりおちて、毛穴のつまりにはなりません。
アミノ酸系「ココイルグルタミン酸TEA」のシャンプー
シャンプーというのは、汚れを落とすためのものです。
ということは、洗浄成分も見ておかないといけません。
おすすめの洗浄成分が「ココイルグルタミン酸TEA」。
この成分をおすすめする理由は、洗浄成分なのに、髪の修復してくれる効果があるからです。
アミノ酸系シャンプーによく見られる成分なので、チェックしてみてください♪
「ラウリル硫酸Na」などが入っているシャンプーは注意
安い市販のシャンプーで、前のほうに書かれていることが多い成分が「ラウリル硫酸Na」です。
この成分は、先ほどと同じ洗浄成分ですが、名前のとおり硫酸が入っているので、洗浄力がすごく高くなってしまいます。
しっとりするどころか、パサつく原因になってしまうので、もしこれが入っているなら、避けるのが無難です。
しっとりするシャンプーのおすすめはこれ!
しっとりシャンプーの代表「うるおって(uruotte) 天然アミノ酸シャンプー」「きのねシャンプー」「haru 黒髪スカルプ・プロ シャンプー」「BOTANIST ボタニカルシャンプー モイスト」。
これらは、先ほど紹介した成分などが入っている、しっとりまとまるシャンプーです。
使えば使うほどしっとりまとまるように、徐々に髪質が変わっていくので、即効性は期待しないでくださいね。
即効性があるシャンプーは、たいていの場合シリコンが入っているので気をつけましょう。
ここでは、4つのシャンプーそれぞれの特徴や効果を比較してみました!
うるおって(uruotte) 天然アミノ酸シャンプー
このシャンプーの特徴は、アミノ酸系のシャンプーだからこその低刺激が、特徴になっています。
先ほど紹介した、「ココイルグルタミン酸TEA」がしっかり入っているので安心ですよ。
その上、「ホホバオイル」まで入っているので、しっとりまとまるように作られているようです。
しかし、ここまでしっとり作られているからこそ、脂症の人には向いていないので、選ばないでください。
本当にしっとりさせるためのシャンプーです。
育毛のための、オタネニンジンエキスも入っているようですが、しっとりさせる効果はありません。
あくまでシャンプーなので、あまり期待しないほうがいいでしょう。
きのねシャンプー
このシャンプーのコンセプトは、オーガニック。
そのため、ハーブなどの成分がたくさん含まれています。
もちろんアミノ酸系の洗浄成分である、「ココイルグルタミン酸TEA」が主体になっているようで、パサつくことはないでしょう。
「ふんわりタイプ」と「しっとりタイプ」の2種類あるようですが、しっとりタイプを選んでください。
自然由来の保湿成分がたくさん入っているので、かなりしっとりするのが特徴のシャンプーです。
ペッタンコになりたくない人には、おすすめしませんが、きれいにまとまるでしょう。
haru 黒髪スカルプ・プロ シャンプー
こちらのシャンプーも、アミノ酸系の成分である「ココイルグルタミン酸TEA」が入っているので、パサつく心配はありません。
しっとりまとまるように作られているようですが、スカルプシャンプーとして販売しています。
成分を見てもしっとりするものよりも、育毛成分のほうが多く書かれている印象です。
だから、さきほど紹介したシャンプーよりは、しっとりしません。
髪がペッタンコになりたくないけど、まとまる髪を求めている人に、おすすめのシャンプーです。
BOTANIST ボタニカルシャンプー モイスト
このシャンプーは、「ココイルグルタミン酸TEA」が入っていません。
しかし、それ以外のアミノ酸系の成分が入っているので、気にすることはありません。
特徴的なのが、炎症を沈めてくれる「グリチルリチン酸2K」が入っていることです。
しっとりもしたいけど、頭皮のことをいたわろうと思う人は、こちらのシャンプーを使うことをおすすめします。
頭皮のことをいたわるシャンプーなので、ほどほどしっとりします。
ペッタンコにならないけど、それなりにまとまる髪を求めて、頭皮のことを考える人には、こちらのシャンプーを使いましょう。
困った髪質の対策方法は?
硬くてまとまらないゴワゴワ髪タイプ。乾燥パサパサくせっ毛タイプ。
どちらも、お悩み髪質タイプの代表格です。
では、それそれの対策方法は、どうすればよいのでしょうか?
シャンプーやトリートメントも大切ですが、日ごろのヘアケアをしたほうが、はやく効果を出すにはおすすめです。
髪のタイプによって、ヘアケアの方法が違うのでそれぞれ具体的に紹介します。
毎日続けることで、しっとりしてくるので、忘れず続けましょう。
硬くてまとまらないゴワゴワ髪タイプの対策
髪が固い人は、髪が広がってしまうとなかなか元に戻すのは難しいと、よく耳にします。
必ずしてほしいことは、寝る前に対策をしてしまうことです。
対策として何をするかというと、寝る前に洗い落とさないトリートメントや、オイルをつけましょう。
そうすることで、浸透する時間が長くなってしっとりなります。
もしできることなら、ニット帽などをかぶって寝ると、さらに浸透するのでおすすめです。
しっかり乾かして対策をしないと、寝癖で逆効果になってしまうので、注意してください。
乾燥パサパサくせっ毛タイプの対策
パサつくクセ毛の人は、まず潤いが足りていません。
乾燥をなくすために同じくオイルをつけましょう。
くせ毛をまとめるために、先ほど紹介したストレートアイロンを、あえて使います。
アイロンの温度を低くすることがおすすめです。
必ずアイロンの前にオイルか、洗い流さないタイプのトリートメントを使いましょう。
適温のアイロンを使うことで、バリアであるキューティクルを開いて、オイルやトリートメントを浸透させるために使います。
これでしっとりする上に、くせ毛を簡単にまっすぐおさまります。
アイロンが苦手な人は、ドライヤーでも浸透させることができるので、おすすめです。
ライター紹介
PMS改善日記 編集部
「つまんないこと、バイバーイ。たのしいこと、ウェルカム!」
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