水パーマでゆるふわに!おしゃれでキレイに長もちさせるお手入れのコツ
2018/05/30
水パーマというパーマをご存じでしょうか?
水でパーマなんてかかるの? と思うかもしれませんが、もちろん水だけでパーマをかけているわけではありません。
ですが、
- おしゃれに
- きれいに
かけることができる、今人気のパーマなんです!
「水パーマってどんなパーマなのか、気になる!!」 という人のために、今回は水パーマについてご紹介していきます。
目次(Contents)
水パーマとは
髪が傷むことをあまりしたくない……。
自然な髪が流行っている今の時代、パーマを嫌っている人が多いのも事実です。
しかし、水パーマというのは、パーマをあてる仕組みをうまく使って、髪のダメージを少なくしつつ、今風の自然な髪型にできる方法。
洋服にかけるスチーマー、ありますよね?
水パーマは、それに似た専用のスチーマーを使い、髪に水蒸気を与えながらかけるパーマです。

※イメージ(画像は洋服にかけるスチーマーです)
通常、パーマをかけるときは、2回パーマ剤を使うのが常識。
1回目で浸透しやすくして、2回目で形をしっかりつけます。
水パーマは、その1回目の薬剤の代わりに、水(スチーム)を使うパーマです。
水パーマの効果とは?
普通のパーマではなく、水パーマにすることで、どんな効果があるのでしょうか?
専用のスチーマーで蒸気をかけることで、パーマがしっかりかかり、ちょうどいいおしゃれな髪型になっちゃうんです!
1回分パーマ剤を使っていないので、髪のダメージが少なくて、手触りも抜群です。
しかしこれには、ある重大な欠点があるのですが……それは後ほどご紹介しますね。
水パーマのメリット・デメリット
水パーマは先ほど紹介したように、傷みが少なくあてられる魅力的なパーマです。
メリットがたくさんある水パーマですが、もちろんデメリットも存在しています。
どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
水パーマのメリット
1:髪の傷みが少ない
水パーマの方法としては、先ほど紹介したように、パーマ剤を使う量をおさえるために、水(水蒸気)を使います。
ということは、髪を傷めることが少ないということ。
普通のパーマをあてた人は、特に、手触りの違いに気付くでしょう。
パーマをあてた直後に、手触りが違うということは、髪の傷みがおさえられているということです。
髪の傷みを気にしている人には、水パーマは相性がいいでしょう。
2:ゆるめのパーマでおしゃれに!
一昔前は、ソバージュといって、ロングヘアなのに、チリチリに近いパーマをあてるのが流行っていました。
しかし、今の流行りは真逆で、なるべく自然な髪型を好む人が多くなっています。
ということは、パーマをかけているのか、それともクセ毛なのか? というくらいのパーマがおしゃれということなんです。
水パーマは傷みが少ない分、くせ毛風なパーマが得意!
とくにロングヘアの人は、それがうまく出せるのでおすすめですよ。
もちろんパーマのかけ方によっては、強くあてることも可能ですが、傷みが気になるので、おすすめはできません。
水パーマのデメリット
1:パーマがとれやすい
水パーマは水を使ってパーマをかけるので、直毛の人ほど維持するのが難しいのがデメリットです。
パーマが長続きする違いは、1回目のパーマ剤の強さによって変わります。
しかし水パーマはその大切なタイミングで、薬ではなく水を使うので、とれやすいのは当たり前と思っていいでしょう。
しかしその分、傷みが少なくなるわけですから、どっちがいいかはご自身の好みですね。
迷うという方は、担当の美容師さんに相談してみてくださいね。
2:強くパーマをあてられない
1回目のパーマ剤の強さで、あたり具合の違いが出るのは、美容師さんなら誰でも知っている常識。
しかし水パーマは、あえて水で傷みを少なくして、パーマをあてているわけですから、パーマの強さなんて加減ができません。
もちろんお客様の注文なら、強くあてることはできますが、そのときは水に薬を混ぜて、パーマをかけることになるでしょう。
想像してみると分かりますが、そんなパーマは、結局傷みが出てしまいますよね。
水パーマをするときは、強くあたると思わずに「パーマがあたっているかな?」くらいの心構えで、美容師さんにお願いしましょう。
水パーマとそれ以外のパーマ。それぞれの特徴と違い
水パーマは、他のパーマと違って、傷みの原因であるパーマ剤を、なるべく使わないのが特徴です。
それだけでも違いが出ていますが、水パーマにしようか迷っている人は、他のパーマとの違いを比較したいですよね?
ここでは、水パーマとそれ以外のパーマの特徴などを比較してみました。
水パーマ以外のパーマの特徴
水パーマ以外の今までどおりのパーマは、とにかくどんな髪にでも、パーマが間違いなくあたるように作られています。
要するに、ふつうのパーマでは、水パーマと比べて、かなり強いパーマ剤の薬が使われているのです。
逆にいうと、直毛の人であろうと、剛毛の人であろうと、きれいにパーマがあてられます。
もちろん、先ほどから紹介しているように、ふつうのパーマは、パーマ剤2回を使うので、髪の傷みが出やすくなるでしょう。
水パーマの特徴
それにひきかえ、水パーマは、1回目のパーマ剤を使わずに、なるべく水を使うように作られています。
ということは、髪の傷みがおさえられるのが、水パーマの大きな特徴。
しかし、水パーマでは、
- かけられる人が限られること
- 美容師さんの技術の差が大きく出てしまうこと
などが、悪い意味での特徴なのです。
水パーマをするときは、必ず施術をする前に、美容師さんに相談するようにしましょう。
水パーマが向いているのはどんな人?
水パーマは、本来と違う方法でパーマをあてるのが特徴的です。
特徴的なパーマということは、もちろん、水パーマが向いていない人もいるということなので、その点には注意しましょう。
ここでは、水パーマにはどのような人が向いているか、まとめてみました。
髪が細くて柔らかい人
あなたは、自分の髪質を確認したことはありますか?
もし自分ではわからない……という人は、美容師さんにきいてみるといいでしょう。
髪の毛が細くて柔らかい人は、水パーマに向いている人です。
髪は細い人はバリアが少ないので、パーマのダメージを受けやすい特徴があります。
しかし水パーマは、傷みを少なくあてられるので、気にすることはありません!
むしろ髪が細いと、パーマ剤や水が浸透しやすいので、きれいに水パーマをあてられて、満足のいく髪型になるでしょう。
髪のダメージが少ない人
水パーマの特長は、髪の傷みを、おさえられるところでしたよね?
すでに髪がボロボロの人が、それでも、なんとかパーマをしたい場合は、傷みが少ない水パーマを選びたいと思うでしょう。
むしろ、そんなケースの人の方が多いかもしれません。
水パーマは、そのような人でもあてられるのは間違いありませんが、いくつかの注意が必要です。
水パーマをあてる前に、すでに髪がボロボロだと、むしろ、すぐに水パーマがとれてしまう可能性が高くなります。
その理由は、ボロボロの髪だと、キューティクルというバリアがはがれているので、形をつけるパーマ剤が、流れ出てしまうことになるからです。
しかも、傷みが少ないのが特徴の水パーマですから、パーマ剤も弱いものを使用しています。
水パーマは、なるべく髪の傷みが少ない人のほうが、もちがよくて、きれいにあたります。
ですから、水パーマをあてる前に、しっかりヘアケアをしている人のほうが、水パーマには向いているといえます。
パーマが好きでない人
パーマをあてると、どうしても、おばちゃん感が出てしまう人はいませんか?
それはおそらく、思った以上にパーマが強くあたっているせいかもしれません。
そんな人こそ、水パーマがおすすめです。
水パーマは、弱くパーマがあたるように作られているので、強くかかりすぎるのを防いでくれます。
そもそもパーマが好きでないという人でも、傷みが少ないのでおすすめです。
パーマの傷みを気にする人
本来のパーマは無理やりパーマ剤を使って、浸透をよくさせているので、傷みが出るのは当たり前。
それが気になって、パーマを敬遠していた人は、水パーマがおすすめです。
水パーマは、パーマ剤をなるべく使わないように作られているもの。
だから、水パーマをかけても傷みが少なく、手触りも、あてる前と同じと思っていいでしょう。
水パーマで失敗しないための3つのポイント!
水パーマは、独特なパーマなだけに、失敗しやすいといわれています。
よくある失敗が、あてたばかりなのに、パーマが出ていないという失敗。
これ以外にも、水パーマの失敗を防ぐために、今からご紹介する方法を試してみてください。
美容師さんにヘアカタログを使ってしっかり相談する
- 自分がどれくらいパーマをあてたいのか?
- 水パーマでそれが可能なのか?
- 予算について
- どのくらい長持ちするのか?
など気になることは、事前に美容師さんに聞いておきましょう。
水パーマは、必ず担当の美容師さんにあててもらいますよね?
水パーマをあてる前に、これらを聞いておくことで、失敗を防ぐことができます。
美容師さんが、希望の髪型をイメージしやすいように、ヘアカタログやスマホの画像などを持っていくと、失敗を防げるでしょう。
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しっかりセットの方法をきいておく
当たりが弱い水パーマですから、担当の美容師さんに、セットの方法を、しっかりきいておくことも重要です。
パーマというのは、セットをすること前提であてるもの。
それを頭に入れておいてください。
セットをしていると、パーマのあて忘れも防げるので、セットの方法をきいて実際にやってみましょう。
水パーマの後にしっかりヘアケアをする
水パーマをあてたあとで失敗する大きな原因は、なんでしょうか?
それは、ヘアケアの方法を間違っていることです。
パーマというのは、あててすぐのときは、髪の毛にパーマ剤が残っています。
それがすぐ抜けてしまうと、パーマのもちが悪くなることを覚えておいてください。
水パーマも、ヘアケアの方法が間違っていると、すぐにパーマ剤が抜け出てしまいます。
水パーマのお手入れ方法
水パーマのもちをよくするためには、ヘアケアをしているかどうかが、すごく重要です。
水パーマに限らず、髪の毛をきれいにする方法でもあるので、実践できていると、きれいな髪を維持できますよ。
誰でもできる内容を考えたので、水パーマをあてた時は、とくに気をつけてやってみてくださいね。
シャンプーは刺激の少ないものを選ぶ
お手入れをする前に、準備をするものがあります。
それが、ヘアケアでは必ず使う「シャンプー」のことです。
シャンプーを選ぼうとすると、たくさんの種類があって、悩んでしまいますよね。
誰でも一度は、シャンプー選びに苦労したことがあると思います。
水パーマのときは、刺激の少ないシャンプーを選びましょう。
水パーマは刺激が少ない分、最初はとくに、パーマがとれやすくなっています。
それを防ぐために、刺激の弱いシャンプーがいいわけです。
とくにおすすめが「アミノ酸シャンプー」。
薄毛に悩んでいる人が使っても大丈夫なほど、刺激が少なく作られているので、水パーマにもいいですよ。
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保湿できるトリートメントを使おう
ヘアケア用品で間違いが多いトリートメント。
何を間違うのかというと、「トリートメントとコンディショナーやリンスの違いがわからない」ということ。
水パーマをしたときは、保湿の力の高いトリートメントを選ぶようにして下さいね。
コンディショナーやリンスは、髪の毛のバリアをする膜がつくだけで、髪の毛の中まで保湿をしてくれません。注意して選びましょう。
お風呂のあとはタオルでしっかり水気をふきとる
ヘアケアの方法は、トリートメントやシャンプー以外にも、たくさんできることがあります。
まず、お風呂で先ほどのシャンプーとトリートメントを使ってください。
その後がすごく重要です。
お風呂からあがったら、誰もがタオルを使って、髪の水気を拭きとりますよね。
でも、その拭き取り方にも注意してください。
ゴシゴシ強く押し付けて拭きとるのではなく、やさしく包み込むように、髪の毛を拭いてあげましょう。
キューティクルに気をつけよう
水にぬれている髪は、バリアであるキューティクルが開いた状態。
この状態でゴシゴシ洗ってしまうと、キューティクルがはがれ落ちてしまい、水パーマのもちが悪くなってしまいます。
タオルに限らず、ぬれた髪を扱うときは、気をつけましょうね。
ドライヤーで正しく乾かす
タオルで水気を拭きとったあとには、ドライヤーを使います。
このときも、水パーマの状態をよくするために、ドライヤーの使い方を、普段と変えてください。
ドライヤーを使うときは、まず髪の毛の根本から乾かすように心がけましょう。
根元を乾かすコツは、指を軽くたてて、髪の毛を浮かすように乾かすと、簡単に乾かせますよ。
水パーマのNGな乾かし方とは……?
水パーマをあてていて、一番してはいけない乾かし方が、毛先を引っぱること。
引っぱって乾かすと、せっかくあてた水パーマがのびて、そのまま形がついてしまう可能性が高くなってしまいます。
毛先を乾かすときの正しい方法は、毛先を手のひらで持ち上げて、そこにドライヤーの風をあてること。
寝る前に髪を乾かすことも重要ですよ。
面倒なときでも、必ずドライヤーを使ってくださいね。
アウトバス用のトリートメントやオイルでしっかりヘアケア
水パーマをきれいな状態で保つには、洗い流さないタイプである「アウトバスのトリートメント」を髪に使いましょう。
髪の毛を乾かす前につけると、キューティクルが開いているので、さらに中まで浸透して、効果抜群です。
その上、ドライヤーの熱で、髪の毛の中まで吸収されて、保湿力が増します。
香りは、自分の好みを選んでいいので、水パーマをあてる前に、きちんと準備しておくのもいいかもしれませんね。
こちらの記事でご紹介している「ハホニコトリートメント」もおすすめですので、ぜひチェックしてみてください!
ライター紹介
PMS改善日記 編集部
「つまんないこと、バイバーイ。たのしいこと、ウェルカム!」
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