ブス会になってない?その女子会!イマドキの居酒屋恋愛事情
2018/06/07
こんにちは、恋愛ご意見番の元女将、立野凛です。
突然ですが、あなたは、女子会と称する”ブス会”に、夜な夜な興じていませんか……!?
仕事に疲れ、人間関係に疲れ、恋愛関係でも疲れ、ストレス発散といいつつ、気心知れた女友達と集まり、毎夜飲み明かすーー。
わかります。
わかりますが、内容によっては……ちょっと待った!!!
「その女子会、ブス会になってないですか?!」
女性同士が集まると、底力を出しエネルギーが集まります。
開放的になり、居心地が良すぎて、その感覚が癖になってしまう方もいるでしょう。
お酒の酔いがドンドン深くなっていくと、周囲も、自分すらも、見えなくなっていきます。
そうして、ブスの道を究める「けもの道」へとまっしぐらに突き進んでいくこともあるんです……。
今回は、女子会がどういった内容だと「ブス会」になってしまうのか、一緒に考えてみたいと思います。
目次(Contents)
他人様の悪口や愚痴に花が咲く
他人様の、嘘か真かわからないようなウワサ話を、酒の肴(さかな)にする「ブス会」が実在します。
流行りのSNSを見ながら、
「誰がどのような修正をしている、あの子は整形してもブス!」
「彼氏と上手くいってないらしい、彼女実は○○(マイナスな内容)らしいよ~」
「あそこの夫婦、絶対続かないよね」
といった知人の悪口や、人の不幸の嘲笑、世の中のどうしようもないことに対する不平不満を、ただダラダラと漏らすだけの会。
そんな「ブス会」に、あなたは参加していませんか?
ネガティブがネガティブを呼ぶ
言葉には「言霊」が宿っています。
ネガティブな発言ばかりを呟いていると、本当に悪いことしか、身近に起きません。
そのストレスを根本から改善しようともせず、知人を悪く言うことで発散。
または、誰かのせい、世の中のせいにしていると、いつかかならず、悪循環のスパイラルにはまっていきます。
そんな話で盛り上がってる女友達は、まさに「類は友を呼ぶ」の如しです。
ブスに成り下がりたくなかったら、即刻改善していきましょう。
マウンティングをし合っている
「マウンティング」という言い方は、少し前の流行り言葉ですが、女性同士が見て見ぬ振りをしてきた不快な感覚を、見事に言語化していますね。
「この子より、私の方が優れている。」
「この子より、私の方が愛されていて幸せだ。」
「私の意見は絶対に正しい。何故なら貴女より、私の方が優れているから。」
また、私の方が不幸だ、という不幸自慢大会というのも、実在します。
「あなたの気持ちもわかるけど、私の方がこれだけ辛い思いをしてきたのだから、私より恵まれているわよ。」
といった、醜い争いです。
こんなふうに、相手を牽制(けんせい)をしつつ、マウンティングし合ってはいませんか?
または、頼まれてもいない世話焼きで、自分のモノサシを、相手に押し付けてはいませんか?
「マウンティング会」はいずれ、ボス猿決定選のブス会に……
友達に対する価値観や感覚は、人それぞれであり、一概にこれだと決めつけることは容易ではありません。
でも、相手との腹の探り合いをするような集まりは、間違いなく不健全です。
その感覚で、定期的な女子会と称した「マウンティング会」を行っていると、気付いた時には、ボス猿決定選のブス会と化してしまいます。
自分の幸せに思うこと、相手が幸せに思うこと、それぞれ違う価値観があって当たり前です。
どれも正解ですし、不正解でもあります。
相手にマウンティングして、自分の立場を確認するような格付け感覚を持っていると、間違いなく最終的には独りになりますよ。
汚い言葉遣いのオンパレード
「女子」会とは口が裂けても言い難い、海賊の宴のような、汚い言葉を乱用していませんか?
「お前」
「ふざけんな!」
「マジねーわ」
「ウザい」
「クソだわ」
「死ねば?(これは特に最悪です)」
などといった言葉遣いを、普段当たり前のように乱用していると、自分も相手も、ドンドンと劣化していきます。
上記で述べましたが、言葉には「言霊」が宿っています。
汚い言葉を吐き出していると、いずれ自分に還ってきます。
汚い言葉を吐き出せば吐き出すほど、自分をどんどん劣化させてしまうのです。
植物にキレイな言葉・汚い言葉をかけたら……
こんな実験がありました。
同じ植物を二つ用意し、ひとつには、
「かわいい、きれい、ありがとう」
と前向きな言葉をかけ、もうひとつには、
「ブサイク、汚い、消えて」
と後ろ向きな言葉を浴びせるという実験です。
結果、前向きな言葉のみ浴びせていた植物は、水やりもしなかったにも関わらず、一週間以上立派な花を咲かせ続けました。
しかし、もうひとつの後ろ向きな言葉を浴びせていた植物は、3日も持たないうちに萎み、枯れ落ちてしまったと言います。
自分で自分に呪いを掛けるような行為を当たり前にし、それが集団となると、負の連鎖が発動し、より一層負のパワーが増します。
その集団からは、禍々(まがまが)しいオーラが放たれていることでしょう。
自分たちの当たり前に思っていること、普段何気なく放っている言葉を、一度見直してみてください。
世間や一般的な常識から考えて、「それ、ブス会になってない?」と改めて言わせてください。
一人でも綺麗になろうとするものなら全力で阻止しようとする
見た目もそこそこ(私よりは劣っている、もしくは同等)で、共にバカ笑いをしていた女友達。
その女友達が、久々に会ったら、
- なんだか痩せて綺麗になっていたり
- 言葉遣いや仕草に品が出ていたり
- キラキラとしたオーラを放っていたり
したとしましょう。
「悔しい! なんで?」
「私だけ取り残されるもんか! 」
「引き攣り下ろしてやる!」
こんなブス心を持ってしまっている方は、あまりいないとは思います(いないで欲しいです)が、ときには、女友達の振りをした偽善者が開催するブス会は、残念ながら実在します。
なぜ、キレイになる女友達を認められないのか?
あなたは、
「◯◯は、ぽっちゃりしている方が可愛いよ~。」
「そんな気取った言葉遣いしてたら疲れない(笑)?」
「どうしちゃったの? ○○じゃないみたい。寂しいなぁ~。」
「彼氏でもできたの? え~、でもその彼、本当の○○を好きになったわけじゃないんじゃない?」
など、つい発言してしまってはいませんか?
また、もし誰かに言われたことがあるならば、その女友達との距離を、少し考えた方がいいと思います。
相手を見下す=自分のことを傷つけている
キレイになる女友達を認められないのは、根本的に、相手を見下しているからです。
これはマウンティングと同等の心理的作用ですが、実は相手だけでなく、自分自身を見下していることにも繋がっているのです。
自分が心地良いと思っている相手を見下す=その相手を選んだのは自分=自分で自分を見下す、ということとイコールなんですね。
結果、他人を見下すことで、自分自身のことを傷つけているのです。
自分に自信が無いと、常に他人と比較し、他人を羨ましく思い、劣等感に苛まされて歪んでいきます。
そんな悪循環、なんてブスなのでしょうか。
マイナスしか生成されないような、つまらないプライドは今すぐ捨てて、プラスの作用で生成されたプライド(誇り)を手に入れる努力をしていきましょう。
都合の良い、誤ったフェミニズムを振りかざしている
フェミニズムとは、
「性差別を廃止化し、女性の権利を拡張しようとする思想」
のこと。
この考えに対し、誤った認識をしている女性たちが実在しています。
それが「類は友を呼ぶ」の如しで、集団化すると、意見を認め合うので、双方が正しいと思い込みます。
結果、より誤った考えが確立し、ブスが集まるブス会と化してしまいます。
まず、正規に近いフェミニズムの概念は、歪曲(わいきょく)した男尊女卑からくる性差別を撤廃し、同権を主張する概念です。
その思想を上手く取り組めば、男女共に補うところは補い合えるでしょう。
また、共に成長ないし生産性を高め合うことも、不可能ではなくなるのでは、とも思います。
現実社会で直面する性差別
元来、フェミニズムの定義が活用される場面には、社会で幾度も直面するでしょう。
- 会社での性差別で、昇進の足を引っ張られる。
- 一方的なセクハラやマタハラで、精神的苦痛を虐げられている。
- いくら個の努力で成果を上げても、性差別で、発言権や実績を認めてくれない。
- 「女なんだから若くて畑の鮮度が良いうちに、結婚をして子供を産み、奥に入るよう奥様になりなさい。」
などといった性差別が氾濫(はんらん)した風潮は、現代の日本において、社会問題視されているのも事実です。
「被害者面した加害者」の考え方を振りかざすと……
それに対し、誤ったフェミニズムを振りかざす女性たちは、主に恋愛面で、その誤った考え、まさに「被害者面した加害者」の考え方を振りかざします。
例えば、
「彼氏がかまってくれないから浮気をした(=男ばかりが許されて、女は許されないのはおかしい)」
「私ばかり相手に尽くして不公平だ(=見返りを求める浅ましさに気付いていない)」
「彼氏が浮気しないか携帯チェックをしていたら、隠れて見ていたことで怒られ、口論になった。疑うような行動をした彼が悪いのに、何故私が怒られないといけないの!?(=プライベート侵害については言及しない)」
「デートで奢ってくれなかった。プレゼントが安物だった(金額でしか愛情を測れない悲しい価値観に気付かない)」
……などなど。
自分の非(自分を見つめて成長する努力を怠る)を認めず棚に上げ、あくまでも男女同権・男女平等を、主張していると思い込んでいます。
そのくせ自分の都合が悪くなると、「男なんだから○○しろ」「女は△△だから、□□はできない」などと言い出す始末。
その利己的な考えに輪をかけて賛同し、より強固なマイナス思想に助長している会は、まさにブス会の極みです。
まとめ
以上、今回は女子会が陥りがちな「ブス会」について、紹介させていただきました。
女性は元々、「共感力」や「協調性」を重んじる思考が強い生き物です。
その思考を元に考えると、プラス思考の女性同士が集えば、プラスのオーラで花が開きます。
その逆に、マイナスとされる思考者同士が集えば、マイナスのオーラで萎み、やがて枯れ落ちていきます。
自分自身が意識を改革していく努力をし、積み重ねがされていくと、見えてこなかったものや、気付くことが沢山あります。
周りの環境が悪いのではなく、自分をしっかり見ようとしていなかっただけですので、決して環境のせいにしないようにしましょう。
人は、何事も楽な方へと押し流されてしまう、弱い部分があります。
その楽な流れに身を任せて、気付いたときには、あとの祭りです。
怠慢からくる開き直りも、手の施しようが無いので、気を付けて下さい。
自分という人間レベルを測るとき、一番親しく、居心地の良い人を思い浮かべて下さい。
その人は、自分を映し出す鏡です。
素敵な女性には、素敵な同性が引き寄せられるように集結し、互いを認め合い、敬います。
皆さんにはぜひ、花のある女子会を開催していただけるよう望んでいます。
ライター紹介
立野 凛(たつの りん)
20代前半で水商売をしてお金貯め、20代半ばで飲食店を立ち上げる。
同時に結婚をし、夫婦で商売を始めるが、30歳で離婚をし、経営権は元配偶者に譲る。
お水の現場で見てきた女同士の争いや派閥、また恋愛における男性心理についても身を以て体感。
独立した飲食店の現場では、自ら女将としてさまざまな世代、社会的立場の男女とカウンター業を通して接触し、更なる接客スキル、コミュニケーション能力を身に付ける。夫婦で賄う商売の難しさにも直面し、男女における思考の違い、自身の人間性とも長く向き合う癖を体得。
接客業を生業として見えてきた人間心理や、男女間の恋愛心理、また自身の実体験を元に見てきた数々の人間関係の難しさ、繊細さを題材とした記事を執筆中。女性が「女の子」から「大人の女性」に移り変わるセンシティブな問題にも着目している。
また、自立のための仕事に対する考え方、生活の見直し、資産運用に伴う知識についても勉強中。
多くの女性が輝き、強さという美しさを一人でも手に入れる「ワンランク上を目指す」女性陣のために独特の文章と少し辛口な内容が特徴的な記事を執筆。自身も様々な分野で毎日を奮闘しながら送っている。
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