彼氏を育てる彼女&ダメにする彼女。デキる彼女は嫉妬心をあおって育てる!
2018/10/31
恋人が、お互いに歩み寄るために必要なものは何だと思いますか?
お互い支え合うカップルもいれば、一方だけが尽くすようなカップルもいます。
ひどい話ですが、彼氏に献身的なのに、大切に思われる彼女と、ぞんざいに扱われる彼女がいるものです。
この違いは、なぜ生まれてしまうのでしょうか?
実は、デキる女性にはある共通点があります。それは何だと思いますか?
今回は、彼氏を育てて、より深い信頼関係を築いていく、方法を紹介していきます!
嫉妬させると、恋人を成長させる!?
実は上手に嫉妬を煽ると、恋人を成長させることができます。
……「嫉妬を煽るなんて、ちょっと怖い!」 そう思うかもしれませんね?
実は嫉妬の煽りかたには、やる気にさせる嫉妬と、反感を買う嫉妬があります。
デキる彼女は、このやる気にさせる嫉妬の煽りかたが、非常に上手いんです!
一般的に、女性は外見に、男性は権威に嫉妬する。だからこの話題はNG!と言われます。
煽り方を間違えると、関係に亀裂が入ってしまうかもしれませんが、方法を知っていれば安全に使うことができます。
ここでは良い嫉妬の煽りかたと、悪い嫉妬の煽り方を紹介します。
彼氏を育てるうえに信頼も勝ち取る! 良い嫉妬の煽りかた!
男性の行動原理となるもの。それはプライドです!
このプライドに火をつけるためには、対抗心を喚起させることが必要です。
そのためには、その彼氏の得意分野と、競合する魅力を持っている人を、対抗馬に立てると効果的です。
対抗馬だからこそ、努力すれば超えられるくらいのレベルの人、でなければいけません。
つまり、ライバルになりそうな人を褒めます!
すると、彼氏はそのライバルに対抗心を燃やします。
「超えてやる!!」と。
プライドを燃料として、向上心を燃え上がらせるので、彼氏が成長します。
そして、そのライバルを超えたときに、それが自信となって、堂々と彼女と向き合うことができるようになります。
だからより一層、彼女のことを信頼するようになるので、絆が深まります。
このように、デキる彼女はライバルの選定が非常に上手く、嫉妬を煽って彼氏を育ててしまうのです。
これには注意!間違った嫉妬の煽りかた
ライバルにならない人を褒めてしまうと、向上心が駆り立てられないため、意味がありません。
むしろ反感を買うことになるので、逆効果になります。
たとえば彼がスポーツマンであり、音楽に関心がない場合に、バンドをやっている男友達について、「この人、すごいよね!」など褒めても向上心が湧いてきません。
逆に、自分には音楽ができないことをコンプレックスに思ってしまって、歪んでしまうかもしれません。
そして同業者でも、勝負にならないような人を褒める場合には、注意が必要です!
たとえば、彼がスプリンターであり、ウサイン・ボルト選手を尊敬しているのであれば、「ボルトすごいよね!」と言っても良いでしょう。
しかし、身近にいる男友達などで、彼とは勝負にならないような人を挙げて、「この人すごいよね!」と言ってしまうと、コンプレックスで歪んでしまうかもしれません。
もしあなた自身が彼のことを信じていて、彼が努力したら超えられる、と本気で思っているのであれば、
「でも、あなたなら超えられるはず」
と言ってあげましょう。
この言葉が出るか出ないかで、彼との関係が大きく変わっていくかもしれません。
献身的なのに、彼氏をダメにする彼女とは?
彼氏のために頑張っているのに、一方通行、そんな女性いますよね?
その理由のひとつは、尽くしすぎ!ということが挙げられます。
たとえば、手料理を振舞ってあげれば、彼氏は喜んで食べてくれるでしょう。
しかし、毎日作っていると、ご飯を作ってもらうことが当たり前になってしまい、感謝の気持ちがなくなっていきます。
または、あまりに尽くされ過ぎると、それを負担に感じてしまって、逃げてしまうというケースもたくさんあります。
ですので、マンネリを防ぐために、ランダムのタイミングで、世話を焼いてあげることがベストでしょう!
ここでは、いわゆる「重すぎる彼女」がやりがちな危険行為について、解説していきます!
頑張りどころの彼氏に同情・哀れみをかける
たとえばシーズン中に、スポーツ選手の彼氏が大怪我をしてしまい、戦線離脱を余儀なくされた。
こんな状況は、まさしく彼にとっては踏ん張りどころでしょう。
ここで前向きに頑張れれば、もしかしたら今シーズンに復帰できるかもしれないし、それが無理でも来シーズンからは、ベストなコンディションで迎えることができるかもしれません。
とにかく、すぐに解決できる問題ではないので、ポジティブ思考を保ち続けることと、高いモチベーションを維持し続けることが、大事になります。
いわゆる重たすぎる女性はもちろん、この時期に彼氏のことを助けます。
それはとても大事なことです。
しかし、あるタブーを犯してしまいがちです。
それは、彼に対して同情して哀れみの言葉をかけること。
彼氏のことを可哀そうがるのです。
これで彼のプライドはさらに傷つきます。
そのうえで援助されると、男性はみじめな思いをすることになるでしょう。
これが繰り返されることによって、「俺を馬鹿にするな!」と反感を買うようになっていってしまうのです。
男の行動原理はプライドです。
それは尊重しなくてはなりません。
彼の長所を理解しない適当な応援
彼氏をダメにする人は、彼の好きなことに無関心であることも多いです。
上記のスポーツ選手の彼女の例にとれば、
「怪我が治るといいね」
「治ったらラグビーやればいいじゃん」
など、競技に打ち込む彼のことについては、まったく他人事のように話してしまうでしょう。
彼にとって、プライドをかけて打ち込んでいるものに対して、無関心な態度をとられてしまうと、フラストレーションが溜まってきます。
無関心とは、好きでも嫌いでもない、どうでもいいと思っているということです。
もちろん彼氏の好きになったものを、彼女も好きになるということがベストです。
しかし、たとえば怪我で苦しんでいる彼を見て、「もう私嫌だよ、見てられない!」など、その競技に対しての嫌悪の気持ちを彼に言うのであれば、まだ無関心よりは100倍くらいマシです。
これは彼がその競技に打ち込んでいる姿を、今まで見てきたとも言えるからです。
彼にとっても、自分を見てくれる人がいることは、励みになるでしょう。
その彼女の言葉を受け止めたうえで、彼女のためを思って引退するか、それとも奮起して頑張るかは、彼次第です。
しかしこれなら、少なくとも歪んだ結末だけは避けることができるでしょう。
関連記事 脈あり男性を食事に誘うと何がわかる?男性のタイプを食事で見抜く方法
彼氏を育てる彼女とは?
尽くす彼女に横暴になることは男のほうの問題でしょうか?
それも確かに正しいです!
恋人以外の第3者に対する振舞いを見れば、一目瞭然ですが、他人に横暴な人は、いずれ彼女に対しても横暴な態度をとるようになります。
初めていくレストランなどで、ウエイターやウエイトレスのかたが、粗相をしたときの彼氏の態度が、近い将来のあなたに向けられる態度である、ともよくいわれています。
恋愛初期は、どうしても相手に気に入られたいと思ってしまうので、彼女に本性を見せません。
だから彼氏には、会話ではなく、観察して惚れろ、と言われています。
しかし、すべてが彼氏のせい、というわけでもないようです。
なかには彼氏の、そんなダメなところまで変えてしまうような、すごい女性もいます!
彼氏を育てるデキる女性に共通する、特徴はどんなものなのでしょうか?
デキる女性はやさしく期待をかける!
期待をかけられるとそれに応えようとして、通常時よりも意欲が刺激されて頑張る、という“ピグマリオン効果”という理論があります。
デキる彼女は、このピグマリオン効果を引き出すことが上手いのです!
コツは「頑張れ!」と激励するのではなく、「あなたは頑張っているね」と現状を褒めてあげるところにあります。
頑張っている人に「頑張れ!」と言っても、良い効果は得られません・・・。
「頑張ってるよ!うるせーな!」ってなってしまうかもしれません・・・。あとなんだか他人事のような気がします。
そうではなく、「あなたはいつも頑張ってるね!自信を持てば今度こそ上手くいくはずだよ!」と現状を褒めてあげたうえで、後押しをします。
なかには、勝負ごとの前に、手作りのお守りを渡す強者もいるようです。
期待をかけられることによって、それに応えようとして彼氏は成長していきます。
成長して自信がつけば、より彼女のことを信頼していくようになり、日が経つにつれてどんどん良い関係になっていきます。
正しい期待のかけかたは、彼の現状を称賛したうえで、次の目標を示すことです!
理想はgive-and-give!
もし、上記のスポーツマンの彼女が、デキる女性ならば、まずは彼のことを励まして、プライドを修復します。
そして彼が立ち直ってから、支えようとします。これなら、彼が自信を取り戻した状態であるため、彼女の献身に応えようと頑張ることができます。
彼女に感謝もできます。
お互いが出せるものを出し合って、最高の結果を手に入れることが“give-and-give”です!
ちなみによく物事は“give-and-take”だ!と言われていますが、これでは釣り合いがとれず、すぐに関係が破綻してしまいます。
恋人関係であれば、重たすぎる女性がその典型。
一方的に尽くす彼女が“giver”であり、一方的に受け取る、または取っていく彼氏が“taker”です。
“give-and-take”ではなく、“give-and-give”な関係をつくるためには、まず相手の良いところを、言葉に出して伝えることが大切です。
これで相手は、「自分のことを認めてくれた」と認識します。
彼のために頑張るのはその後の話です。
承認欲求が満たされることで、彼は自発的に、自分の弱点を認めるようになります。
大物のスポーツ選手や芸能人の妻で、夫の生活を徹底的に管理している強者もいますよね?
しかし夫はそれを束縛とは、微塵にも思っていないようです。
それは自分の弱点を認めていて、奥さんがそれを支えてくれている、と本当に思っているからです。
だから献身的な彼女を見て、自分のために頑張っていると思えるため、感謝できます。
そして自分の好きなことで成功することが、彼女への恩返しと本気で思える状況になれば、彼は成長していきます。
一番大事なものは彼に対する理解!
彼氏を上手く育てて、長期的に良い関係をつくっていくために必要なもの。
それは何と言っても彼に対する理解です。
男性は特にプライド最優先の生き物なので、自分を認めてくれて、期待をかけてくれる人のために頑張ります。
そしてプライド最優先だからこそ、相手に尽くされることよりも、自分の実力で、相手に何かしてあげられたときに喜びを感じます。
彼に尽くすことも悪いとは言いませんが、行動欲を駆り立てることが大事なのです。
そういう意味で、適度に嫉妬を煽ると良いということです。
ライバルにして欲しい人を挙げて褒めることで、対抗心で成長させることができるのです。
彼氏が自分のことを過小評価していて、現状維持に甘んじているのであれば、このようなスパイスを加えてみてはいかがでしょうか?
もちろん「あなたはもっとすごい男になれると思うけどな、」と期待の言葉も忘れずに!
関連記事 男性脳と女性脳の違い?賢い女性はみんな知っている男性の思考9選
ライター紹介
馬場先 亮太(ばばさき りょうた)
国立東京海洋大学卒業後、同大学院修士課程修了。
現在は公共機関で海の生態系を守るために、魚をつくり育てる栽培漁業の仕事をする傍ら、ライターとしても活動中。
また、極真会館の名門・桑島道場で極真空手の修行に励み、奮闘中。
好きな言葉は「求めている幸せは特別な瞬間ではなく、日常のなかにある」
大学院修了後、警察官になる。その現場で人間の負の部分と向き合い続けることとなる。
やがて疲弊していき、思いつめてしまい、退職。その後も潰瘍性大腸炎などの難病に悩まされ、再就職もままならない状態に。
短期のアルバイトで生計を立て、その日暮らしをしているそんななかで、メンタリストDaiGoさんの書籍に出遭い、心にかかっていた霧が晴れる。
護身術として心理学を身につけ、もう人を疑う必要がないことを悟る。同時に自分が良い生き方をする方法も知る。
また、栄養学や生理学、睡眠の科学など、自分の好きな分野である科学の文献を読み漁り、自力で難病を克服。
プロのスポーツ選手ではないが、競技者として極真空手にも打ち込む。切り口は、運動学や栄養学、心理学などあくまで科学分野から格闘技を追求。
現在は仕事も趣味も好きなものに囲まれて過ごしている。
過去や未来に捕らわれず、目の前にあるやるべきことを本気で楽しみながら取り組めば、その延長上に幸福があることを信じて今も躍進中。