年下彼氏と年上彼氏、付き合うならどっち?メリット・デメリットを大暴露!
学生の頃は、頼りになる年上彼氏に憧れを抱き、少しずつ大人の階段を昇っていくと、年下彼氏もいいな……と視野に入ってくる。。。
そんな恋多き女性たちと、共にお酒を交わしたい元飲み屋の女将です。
皆さま、冬の寒空の下、恋をしていますか?
誰かを想い、切ない夜を過ごしていたり、していますか?
本日のテーマは、年下彼氏と年上彼氏、それぞれのメリット・デメリットについてお話をしていきます。
恋酒の肴(さかな)にしていただければ幸いです。。。
「包容力」は経済的に?精神的に?
我々女性たちが男性に求めるものの一つに、「包容力」というものがあります。
「包容力」といっても、経済的な豊かさでいう包容力と、精神的な豊かさでいう包容力、それぞれ異なります。
わかりやすく例えるなら、まず経済面でいうと、どうしても、年上彼氏になりうる年上男性の方が豊かですね。
年上彼氏の場合
年上彼氏は、経験が豊かで、色々なことを手取り足取り教えてくれる、エスコートも慣れている、女性というものを大まかに知っている。
そして何より経済的に余裕があるので自分のお財布の心配がさほど無いのがメリットともいえます。
逆に、40代以降で年収300万を下回るようでしたら、女性がかなり稼げる方でないと、無理がありすぎるので、考えてください。
個人的には、無しですが。
さて、この経済的な豊さと、精神面が比例しているなら申し分ないのですが、ところがどっこい。
意外と比例していなかったりします。
年上男性で経済的にかなり豊かでも、精神面や考え方が理解不能であり、大体三か月程度でメッキが剥がれてくる、というのはよくある話です。
年上男性で、経済的にも精神的にも余裕がある方は、悲しいかな大体既婚者が多いです。
結果不倫にハマる女性が多いのもこれが原因です。
年上男性で経済的にかなり余裕があり(年収1000万以上クラス)、バツも無く独身、というと、高確率で私たち女性では手の施(ほどこ)しようがない変わった方が多いです。
例えば、歪曲(わいきょく)した男尊女卑思想を持っているという方や、結婚願望なんていうものはまるでなく、「英雄色を好む」にしたがって、何人も彼女がいる、優しくてモテるけど、一人の女性とずっと一緒には居られない、なんて方は意外と多いんですよ。
逆を言えば、常人から逸脱(いつだつ)しているからこそ、社会で成功を収められる!ということに、繋がりますね。
それを飲み込んででも経済力を重要視するのであれば、その点のデメリットを覚悟した方がいいかもしれません。
彼らはプライドがエベレスト並みに高いので、ほど良い「おバカさん」を演じておだて上げると、良好な関係が維持できるのでは、と思います。
年下彼氏の場合
次に、年下彼氏ですが。
現状の経済面では、年上彼氏に劣るものの、あなたに才能を見出す能力と、「育て方」ひとつで、将来ガンガン稼ぐ、ハートフルで素敵な男性に急成長する可能性を秘めているという方も実在します。
若くしても稼いでいる、仕事に対する才覚をお持ちの素敵な年下男性もいますが、大切なのは、「稼ぎ続けれる」ことができるか否かです。
また、一般的に彼らはスタートから、「年下」というハンディキャップを抱えていると自覚している方が多く、好きになればなるほど、背伸びをしてくれる愛くるしい面もあります。
ただ、彼らの成長を気長に待てるか待てないかは、女性の精神的熟成度にかかってきます。
彼らの「芽」が出て、やがて返り咲く日が来るまで、どうしても時間は要しますし、向き合い方ひとつでヒモ化してしまう恐れもあります。
年下の彼氏が愛おしくて、なんでもかんでもやってしまうのは愛ではなく「支配」です。
また、母親は二人もいらないので、可愛い彼女で居続けることも大切です。
彼らが求めているのは、いつも気を張って頑張っているけれど、自分の前でだけ適度に頼ってくる、甘えてくれる彼女です。
年上としての経験力は、ここぞという時にだけ出せばいいんです。
例えば年下の彼が仕事でひどく落ち込んでいる時などです。
愛し方を間違えた結果、年下の彼が腑抜けになってしまったとしたら、間違いなく相手女性の過失でもあります。
植物でも水をやり過ぎると根っこから腐る、それと同じです。
年下彼氏との恋は意外とそんなところに落とし穴があり、デメリットがあります。
あなたに見る目があり、育て上げる器量があるのなら、是非年下彼氏との恋愛も楽しんでもらいたいです。
ジェネレーションギャップを楽しめるか楽しめないか
年の差が上でも下でも離れていると、どうしても避けては通れないのが「ジェネレーションギャップ」です。
女性側の精神的熟成度や経験にもよりますが、大体5才以上離れてくると、世代間のギャップ(以下、世代間のギャップ)を多少なりとも感じてくるものです。
全く気にしない方もいますが、当時の流行りのギャグや、時代背景を話されて「?」となる経験をした方、いるのではないでしょうか。
年上彼氏とのジェネレーションギャップ
この記事を読んでくださっている世代を考えると、年上彼氏との年の差の方が多いかもしれませんね。
著者も50代以上60代未満の男性とお付き合いさせていただいたことがあります。
お相手の方は精神的に若々しく、また著者も精神的に落ち着き過ぎ、ということから、世代間のギャップは全く感じられなかった記憶があります。
相手が変わって、10歳近く離れた年下彼氏ともお付き合いをさせていただいたこともあります。おほほほ。
年下彼氏とのお付き合いの方が、変に気を遣ってしまった記憶があります。
内面が「エロおやじ」ですので、セクハラ発言にならないか、ベットでこんなテクを出したら引かれてしまうんじゃないかと、当時は心配をしていたこともありました。
可愛い年下の彼女ができ、壊さないように大切にするおじさまの気持ちがとーってもわかる良い機会でしたよ。
さて、年上でも年下でも、この世代間のギャップをメリットとして捉えるか、デメリットとして捉えるかの問題と考えた時、断然メリットとして捉えた方が身のためです。
知らないから楽しめない、ではなく、知らないからこそ楽しいんですよ。
年の差恋愛万歳ですよ。
まず、年上彼氏は、私たちの知らない時代を駆け抜けていました。
その駆け抜けた時代が、現在の彼らを作り上げた根本です。
世代によっては現在の若い方たちの憧れでもある「バブル期」を経験し、その感覚が未だにどこかに沁みついている男性も実在します。
当時は「アッシー(送迎用の男性)」「メッシー(ご馳走用の男性)」や、現在のクラブはディスコといい、タクシーは空車でもお客を見て止まったり止まらなかったり、銀座のお姉様たちのお店は経費で使いたい放題のため毎晩賑やか、なんていうすべてにおいて活気があった時代です。
そんな活気ある当時の話をしてくる方もいますが、知らない時代だからこそ、面白味があるってものです。
そして男性は、自分の話を興味津々に聞いてくれるだけで恋に落ちてしまうほど、話をしっかり聞いてくれる女性が大好き。
この知識も、併せて取り入れておきましょう。
また、当時の遊び方を経験している年上彼氏は、全体的にパワフルな方が多く、ベットの上も現代の若者に負けないくらい元気いっぱいだったりもします。
彼らは基本姿勢として、良い加減で太っ腹であり、言い方を変えれば細かいことをグチグチ考えない器の広さを持っています。
甘えん坊で男性の後ろに付いていくのが好きな女性なら、相性が合うと思います。
ただ、デメリットとしては、時代の移り変わりに伴う感覚が保守的になっていたりもしますので、たまに「頑固な父親」のように口うるさく保守的な意見を述べてきたりもします。
そこは彼らの愛情表現でもありますので、メリット・デメリットで捉えるのは女性次第です。
年下彼氏とのジェネレーションギャップ
次に年下彼氏ですが、大前提として年上女性に寄ってくる年下男性は甘えん坊か、将来出世するような、同世代に比べて大人っぽく落ち着きのある方が多いです。
世代間のギャップとして起こり得ることは、流行りに敏感な彼の話題に、たまに付いていくのが精いっぱいな時などです。
カタカナ英語は当たり前に飛び交いますし、いつの時代にも「若者ことば」は実在し、彼が何気なく放った言葉だとしても、こちら側は正直「?」となる場面は悲しいかなあるんですよ。
社会に塩もみされ、責任ある社会人を長いことしていると、内心「ちゃんとした日本語を話せないのかな」と思ってしまうこともありますが、これも年の差あるあるで楽しんでみましょう。
そしてこれはかなりの刺激になり、メリットでもあります。
物事の見方がフレッシュですから、彼らからヒントは沢山貰えます。
デメリットとしては、自分がところどころで「あぁ、私年取ったのかも」とちょいと切ないマダムの感覚に浸る場面がありますね。
年上と付き合うと大人っぽくなり、年下と付き合うと若々しくなる
これは想像付きやすいですね。
年上彼氏との付き合いが長くなってくると、刺激というより、大人の安定した関係になるのがほとんどですので、内面、外見、共に落ち着きます。
大人というのは、基本的に恋愛において「曖昧さ」を好みます。
見方を変えると「ずるく」映りますが、ちゃんと理由があります。
この記事ではテーマから外れすぎてしまうので割愛しますが、大人の「曖昧だけど、安定した関係」を経験すると、落ち着きの他に、色気も出てきます。
彼らが与える「何ともいえない、ジワりジワりとくる切なさ」という恋のスパイスは、女性を大人にさせ、色っぽくさせます。
年上のイイ男は、私たち女性を、急速に「女の子」から「大人の女性」に変えさせます。
メリットとしては、大人の階段に昇らせてくれますが、デメリットとしては、容赦ない切なさに着いていけるか試されます。
次に、年下彼氏とお付き合いをしていくと、見た目や服装も、少しずつ若々しくなっていきます。
勿論年相応範囲の中でですが。
付き合いが長くなっていくと、相手に似ていきます。
年下彼氏でも様々なタイプがいますが、彼のコミュニティにもそのうち顔を出すようになっていくと、見た目だけでなく感覚もそこの基準に合っていきます。
人は基本的に好意のある相手の真似を無意識にしてしまうようにできていますので、彼の好きな世界に触れていくと、どんどんその世代の感覚になっていきます。
年下の可愛くて愛くるしい彼とお付き合いしていくと、自分自身も若々しくなり、結果的に街中で歩いていても、年の差カップルに見えにくくなっていきます。
メリットとしては自分自身もどんどん若返っていくということ、デメリットとしては同世代の中で少しずつ浮いていきます。
結果的に女性本人がキレイになるのであれば、周りの目なんてものはどうでもいいので、結果オーライですがね。
さいごに
元も子もないこといいますが、年齢というのはあくまで経験値が多いか多くないかです。
年上だろうが年下だろうが「男性に共通している」ことは、男性は基本的に甘えん坊であり、女性には立ててもらいたい、いくつになっても少年の心を持ち続けたい、と思っている生物です。
今回の記事は年齢別でメリット・デメリットを上げましたが、それを参考にしてどちらがいいのか、ではなく、あくまでも「あるある」話を上げました。
年上なのにとても甘えん坊だったり、年下なのに凄くしっかりしていたり、なんて矛盾が生じる年の差カップル話はごまんと実在しています。
そもそも恋愛に「○○なのに」なんて先入観は全くの無意味だったりしますよね。
本当に元も子もないことをさいごにブチ込んで申し訳ないですが、だからこそ楽しいんですよね。
そして最後にもうひとつ、恋愛においてはみんな一緒です。
おじいちゃんでもおばあちゃんでも、恋に落ちると中高生のようになりますし、小学生の男の子でも女の子でも、大人顔負けのグッとくる切ない恋のワードを呟てきたりもします。
恋に落ちると、みんな同じ「恋の病」にかかりますが、そこからの分かれ道は、年齢に伴う経験値が深く関わってきます。
年の差恋愛を、全身いっぱいで、謳歌してくださいね!
ライター紹介
立野 凛(たつの りん)
20代前半で水商売をしてお金貯め、20代半ばで飲食店を立ち上げる。
同時に結婚をし、夫婦で商売を始めるが、30歳で離婚をし、経営権は元配偶者に譲る。
お水の現場で見てきた女同士の争いや派閥、また恋愛における男性心理についても身を以て体感する。
独立した飲食店の現場では、自ら女将として様々な世代、社会的立場の男女とカウンター業を通して接触し、更なる接客スキル、コミュニケーション能力を身に付ける。
夫婦で賄う商売の難しさにも直面し、男女における思考の違い、自身の人間性とも長く向き合う癖を体得する。
接客業を生業として見えてきた人間心理や、男女間の恋愛心理、また自身の実体験を元に見てきた数々の人間関係の難しさ、繊細さを題材とした記事を執筆中。
女性が「女の子」から「大人の女性」に移り変わるセンシティブな問題にも着目している。
また、自立のための仕事に対する考え方、生活の見直し、資産運用に伴う知識についても勉強中。
多くの女性が輝き、強さという美しさを一人でも手に入れる
「ワンランク上を目指す」女性陣のために独特の文章と少し辛口な内容が特徴的な記事を執筆する。
自身も様々な分野で毎日を奮闘しながら送っている。
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