PMS改善日記

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犬のしつけを家庭で行う方法!トイレトレーニング・吠える犬・散歩のしつけ方

   


 
「犬のしつけ」と聞いて何を思い浮かべますか?

「お座り」とか「待て」とか「吠えたら叩く」とかを連想するかも知れません。

でも、そもそも「犬のしつけ」って何なのでしょう?

そして、家庭での「犬のしつけ」は何のためにするものなのでしょう?

「犬のしつけ」は、人間と犬が一緒に暮らしていくために行うもの。

ここでは、家庭での「犬のしつけ」について、くわしくまとめました。

 

「犬のしつけ」って何なの?


 
「犬のしつけ」は人間と犬が一緒に暮らしていくためのルールを教えることです。

たとえば、1つ屋根の下に暮らしている自分たち家族のことをイメージしてみましょう。

毎日一緒に暮らしていれば、楽しいことばかりではなく、嫌なことも、腹が立つことも多々あります。

それでも「まぁ、いいっか」とか「仕方ないなぁ」と許せる範囲というものがあります。

その許せる範囲を超えてしまった場合にはどうしますか?

相手に「それはちがうでしょ」とか「それはダメでしょ」と注意をしますよね。

それでも相手がその注意を聞き入れなければ「ふざけるな!」と厳しく「叱る」、つまり、ルールを教えることになります。

ここで、気をつけたいことは「子どものしつけ方」が時代とともに変化してきたように「犬のしつけ方」も今と昔とでは違うということです。

 

「しつけ」は常に必要なものなのか?

犬のしつけ
 
人間の場合もそうであるように、犬の場合でも「厳しすぎるルール」はよくありません。

イメージとしては「家族として許せる範囲」「ご近所として許せる範囲」「社会として許せる範囲」と3つの段階で考えてみるとわかりやすいと思います。

この3つの範囲内で許せる程度のものであれば、人間でも犬でも、無理にしつける必要はありません。

 

犬のしつけ方

犬のしつけ
 
犬には人間の感情を理解する能力があります。

「犬のしつけ」では「人間が嬉しいと思う気持ち」と「犬が嬉しいと思う気持ち」を結び付けることが重要になります。

まず、ワンちゃんに「やって欲しいこと」と「そうでないこと」を明確に伝えます。

ここで「明確に伝えるコツ」は、声をかける「タイミング」と「2つの短い言葉の使い分け」です。

「正しくできたら」すぐに明るい声で「イエス!そうだよ」といって、ボディータッチをしながら、オーバーなくらいにほめます。

「正しくできなかったとき」には、すぐに厳しい声で「ノー!ちがうよ!」とか「ノー!ダメだよ!」と注意をします。

このとき、ワンちゃんが「あっ!ダメなの?ちがった?」と理解をする反応を示したら、または、正しくない行為をいったん止めたら、そのタイミングを逃さずに、すぐに明るい声で「イエス!そうだよ」とほめます。

大切なのは「タイミング」と「イエス!とノー!の使い分け」です。

さらに「叱って」終わりにするのではなく、できるだけ「ほめて」終わりになるようにします。

人間が喜ぶ姿を見て、犬も喜びます。

ほめられると、さらに犬は喜びます。

犬のしつけは「楽しく」行いましょう。

 

トイレのしつけ「トイレトレーニング」

「おしっこ」や「うんち」といったトイレトレーニングは、どこですれば良いのか?を教えます。

「ペットシーツの上なのか?」

「お庭なのか?」

はじめの中は、そのワンちゃんの様子を見ながら、30分とか1時間おきに、時間を見てトイレに連れて行きます。

そして正しい場所で「おしっこ」ができたら「うんち」ができたら「イエス!そうだよ」といって、ほめます。

失敗をしても厳しく叱り過ぎてはいけません。

「おしっこ」や「うんち」をする行為そのものがいけないと誤って考え、排せつ行為を嫌がるようになってしまうかもしれません。

「ノー!場所がちがうよ!」といって、清掃をしたら、何事もなかったようにしましょう。

犬のしつけは、根気強く、成功体験を誘導してあげていくなかで、何が正解なのかを教えていきましょう。

 

「自分の居場所」を教える


 
「寝るときはどこ?」

「家族と家の中にいるときはどこ?」

「車にのるときはどこ?」

「お散歩のときはどこ?」といった具合に、犬が居るべき場所を私たちがあらかじめ決めておき、その場面ごとに明確に教えてあげましょう。

たとえば、お家の中にも、車の中にもケージを1つ用意して、そのケージの中が一番安全で、一番落ち着ける場所だということを教えます。

ケージに入ったら「イエス!そうだよ!」といって、おやつを一口あげる。

はじめから、無理にケージの中に長い時間いさせようと考えると上手くいきません。

はじめは、おやつを1粒、ケージの中に転がしてあげて、自分からケージの中に入るように誘導をします。

そして、自分で入ることができたら、タイミングを逃さずに「イエス!そうだよ」といって、ほめ、さらにもう1つおやつをあげましょう。

このあと、ケージから出てしまっても構いません。

大切なことは、私たちがワンちゃんをケージに閉じ込めるのではなく、ワンちゃんがケージの中に入ることを嫌がらないようにしてあげることです。

根気強く、少しずつ、成功体験を導いてあげましょう。

 

食べて良いものと、そうでないものを教える

ワンちゃんに食事を与え、ワンちゃんが食べたら「イエス!そうだよ」とほめます。

また、私たちが食べているものをワンちゃんが欲しがった時には「ノー!これはちがうよ!」と明確に伝え、食べさせないようにします。

こうしていく中で、ワンちゃんに「自分が食べて良いもの」や「食べたいけど食べてはいけないもの」や「食べたいけど我慢をしなければいけないこと」を教えていきます。

 

噛んでよいものと・噛んではいけないもの

パピートレーニングでも書きましたが、遊ぶときは「おもちゃで」を徹底します。

人間の手や指を巧みに動かして、ワンちゃんと遊んではいけません。

そうすると、ワンちゃんは人間の手を「おもちゃ」と認識し、噛むようになるからです。

その他のものでも同じです。

正しい振る舞いができたら「イエス!そうだよ」とほめて、正しくないときには「ノー!ちがうよ!」と言葉で厳しく伝え、その行為をやめさせます。

正しくない行為をやめられたら「イエス!」といって、ほめましょう。

 
関連記事 子犬のしつけはいつから?パピートレーニングを始める時期と方法
 
 

お散歩でリードを引っ張らせないコツ

お散歩のとき、はじめはリードを短めに持ち、ワンちゃんを人間のそばに付かせて歩くように教えます。

リードを「ピーン」っと張るのではなく、少したるむように持つのがコツです。

ワンちゃんが勝手に動こうとして、リードを引っ張ったら、飼い主さんは「ノー!」といって、リードを一瞬「グッ」と引き寄せます。

また引っ張ったら「ノー!」といって、リードを「グッ」っと一瞬で引き寄せるを繰り返します。

引っ張るのをやめたら「イエス!そうだよ」といって、ほめます。

はじめのリードが少したるんだ状態を維持できるようにすることが大切です。

 

これからの「犬のしつけ」


 
犬のしつけは、人間のしつけと同様に「時代とともに変化をしてきている」とはじめに書きました。

昔は「嫌悪刺激」といって、犬に「痛みや大きな音をで脅かしてしつける」など「何らかの苦痛を与えて、しつける」のが当たり前だと考えられていた時代もありました。

また「服従訓練」といって、犬が人間には絶対に逆らわないようにしつけることが主流だった時代もありました。

しかし、今は人間でも「体罰はいけない」「肉体的・精神的な苦痛を与えて教育するのはいけない」と時代とともに変化してきたのと同様に、犬のしつけも変わってきました。

 

恐怖心では変えられない

恐怖心を与えることで「不適切な行動」を一時的に抑え込むことはできるかもしれませんが、「(犬や人間の)感情」を変えることはできません。

対面する相手が変わったり、時間がたって、恐怖心が弱まれば、一時的に抑え込まれていた「不適切な行動」は容易に再び表面化してきます。

これは人間でも犬でも同じです。

 

暴力を与えられて育った犬は噛みつくことを覚える

人間も犬も、殴られたら、痛いし、殴られるのは嫌です。

だから、殴られないように、大人しくします。

でも、相手の方が自分よりも力が弱いと思えば、殴られる前に噛みついて抵抗しようとします。

悪いのは「暴力を教えた人間」の方です。

精神的な疾患や先天的な病気が原因である場合を除いては、噛みつき犬として生まれてくる犬はいません。

 

犬が「ウ~ッ」って唸るのは大切な感情表現

ワンちゃんが「ウ~ッ」って唸っているときは、ワンちゃんが「やだよ~」って訴えている大切な感情の合図です。

ここで「ノー!」と叱ってはいけません。

「ウ~ッ」って唸っているのは、ワンちゃんがまだ我慢をしているギリギリの状態なのです。

だから、冷静に、そして速やかに、ワンちゃんの訴えに気を配ります。

「何を嫌がっているのか?」

「何に怯えているのか?」

「何に怒っているのか?」

それと同時に、すぐに原因がわからないときは、自分が噛まれるかもしれないとう危険にも十分に配慮をして、噛まれないように気をつけます。

自分の大切な家族であるワンちゃんを噛み犬にしないためにも、飼い主さんはここで噛まれてはいけません。

「ウ~ッ」って唸ったら、叱るのではなく、噛みつく一歩手前のギリギリの感情なので、その原因を中止することや取り除くことを考えるのと同時に、自分が噛まれないように気をつけましょう。

 

心のしつけ

人間も犬も、楽しいことは大好きで、どんどん吸収していきます。

怒られてばかりいたら、気持ちが滅入ります。

だからといって、叱ってはいけないということではありません。

悪いことをしたら「ノー!ダメだ!」といって分別の心を育てましょう。

正しくできたら「イエス!そうだよ」といって心からほめてあげましょう。

犬のしつけは、表面的な「行動をしつける」のではなく「心をしつける」ものだと考えるとわかりやすいと思います。

犬のしつけは「心のしつけ」です。

楽しく行いましょう。

 
 

ライター紹介

出島喜美朗 Dejima Kimio
群馬県太田市在住  文教大学文学部英米語英米文学科卒業

出島喜美朗(著者)

略歴
大学卒業後、予備校の英語講師として大学受験生の指導に携わり、現在は学習塾講師をしている。また、猫ちゃんのブリーダーや観賞用の日本メダカのブリーダーとしての活動経験もある。現在は、もっぱら週末には家族でドッグスポーツを楽しんでいる。

インドアからアウトドアの生活へ
私が猫ちゃんを飼い始めたころは、今のような猫ちゃんブームが来る前でした。この頃は、キャットショーに出かけてみたり、猫ちゃんを被写体にした写真家を志してみたり、インドア系の生活をしていました。その後、健康上の理由からブリーダー業を退き、2015年にたまたま「走るのが大好き」なウィペットの子犬「エリザ」を家族に迎えたことから、私たちの生活スタイルは一変します。ドッグランに通うようになり、ルアーコーシング、ディスクドッグなど様々なドッグスポーツと出会い、今ではウィペット4頭とイタリアングレイハウンド2頭の大家族になり、たくさんのお友だちにも恵まれ、現在に至っています。

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