ラムールQの効果!気になる副作用やおすすめの飲み方は?
ラムールQはツムラの女性薬。
PMS症状や更年期障害、生理不順など、女性特有の症状に効果があるといわれる漢方薬です。
でも、副作用や飲み合わせはどうなのか、気になりますよね。
ここでは、ラムールQの効果や副作用、おすすめの飲み方、他の女性薬との比較などをまとめてみました。
目次(Contents)
ラムールQの効果とは?
ラムールQの前身は、「津村順天堂」が明治時代から販売している「中将湯」。
それに「エンゴサク」と「カノコソウ」と「8種類のビタミン」を加えたものがラムールQです。
明治時代から販売されているなんて、長い歴史と信頼があり、安心できますよね。
さらに「エンゴサク」とは、鎮痛や解熱に効果的で、「カノコソウ」は、精神的不安定を落ち着かせる働きがあるそうです。
ですから、ラムールQは、女性の悩みである更年期障害、血の道症、生理不順、冷え症、PMS症状、冷え症などに効果があります。
効果の中で、聞きなれない「血の道症」が気になった方もいるのではないでしょうか。
女性は、月経や妊娠や更年期などに伴い、ホルモンバランスが変わります。
そのホルモンバランスの変動によって精神的に不安定になったり、イライラしたり。
そのような精神神経症状や身体症状の「血の道症」にも効果があるようですよ。
ラムールQは、多くの女性の強い味方ですね。
ラムールQは不妊治療に効果あり?妊活するならどんな飲み方がおすすめ?
ラムールQの効果の説明には、不妊治療に効果があるという記載はありません。
記載がないので、不妊治療には、効果がないのでしょうか。
不妊治療経験者のブログや口コミ
ラムールQを服用して、効果があったという記載もちらほら発見。
とても気になる記載ですよね。
その効果について詳しく見てみましょう。
「月経前のイライラが酷くなり、3か月飲み続けたところ、ホルモンバランスが整ったからか、タイミング法のみで妊娠できた。」
「排卵誘発剤を使っても飲んでも排卵せず、自然妊娠は諦めていた。ラムールQを飲み始め、生理不順がマシになり、妊娠することができた。」
不妊には、さまざまな原因あると思いますが、その原因の一つにホルモンバランスの乱れがあります。
ホルモンバランスの乱れによる排卵障害、着床しづらくなる高プロラクチン血症などを引き起こしてしまうことも。
ですから、ラムールQを飲み続けることは、ホルモンバランスの乱れの解消につながり、不妊治療の効果につながるのかもしれませんね。
また妊活には、冷えも大敵です。
ラムールQは、冷え症にも効果的なので、なかなか改善できない冷え症に悩んでいる方は、試す価値がありそうです。
ラムールQが不妊治療に効果的かどうかは、個人差があるようですが、服用したことで、妊娠できた方がいるようでうね。
どんな飲み方がおすすめ?
漢方薬なので、空腹時や就寝時に飲むことがおすすめです。
また、空腹時とは、食前なの?食事と食事の間の食間なの?と思う方もいるのではないでしょうか。
本来、漢方薬は、食間に飲むものだとされているようが、食前に飲んでもそれほど効果に違いはないようです。
また、忙しいと飲み忘れることもありますよね。
その場合は、飲み忘れたからと飲むのを控えるのではなく、食後すぐに飲む方がよいようですよ。
決められた回数、しっかりと服用して、効果を高めましょう。
関連記事 生理前のイライラや情緒不安定を改善する市販薬(漢方薬)
ラムールQの飲み合わせ。加味逍遙散や、便秘薬と一緒に飲んでも大丈夫?
ラムールQは、サプリメントとは違い、医薬品なので、飲み合わせには、注意が必要です。
医師によっては、2種類以上の漢方薬を処方されることもありますが、自己判断で、普段飲んでいる薬や他の薬と併せて飲むことは、控えましょう。
また加味逍遙散も同じように更年期障害や月経不順や血の道症などに効果がある漢方です。
ですから、成分などが重複して、副作用が出てしまうことも。
自己判断で、一緒に飲むことはやめた方がよさそうです。
またラムールQには、便秘薬に使われる成分が配合されています。
便秘薬と一緒に飲むと効き過ぎて、お腹がゆるくなる場合があるので、注意が必要。
飲み合わせには、かかりつけ医や薬剤師に相談することをおすすめします。
ラムールQは副作用でお腹が緩くなる?下痢、太る、眠気が出るという口コミはホント?
妊活にも効果が期待できるラムールQですが、副作用が気になる方もいるのではないでしょうか。
副作用についての口コミについて見てみましょう。
ラムールQの副作用の口コミ
「飲み始めた翌日から、全身倦怠感と肩こりと眠気があった。」
「目を開けていられないぐらいの強い眠気で動けなくなった。」
「飲んだ直後からひどい下痢で、続けられなかった。」
「飲むとひどい腹痛と下痢、ムカつきに見舞われる。」
効果が出過ぎているのか、服用することで、強い眠気や下痢などの副作用があらわれたという方もいるようです。
また、不眠に悩まされ、3時間ぐらいしか眠れていなかったが、ラムールQを服用することで、夜眠れるようになったという嬉しい効果の口コミも。
ラムールQを服用すると下痢になる原因は?
ラムールQには、センナという成分が含まれています。
この成分が下痢を引き起こしている原因です。
便秘解消に効果的な成分なのですが、体質によっては、効き過ぎて、下痢になってしまう方もいるようですね。
また、ラムールQを服用することで、太るということは、ないようです。
ラムールQを服用することで、体調がよくなり、食欲がわいたり、女性ホルモンのエストロゲンが分泌され、ふっくらした体つきになったり。
そういった効果から太ったと感じるのかもしれないですね。
ラムールQは男性の更年期障害にも効果がある?
更年期障害は、女性だけでなく、男性にも起こることがあります。
男性ホルモンの低下が始まる40歳以降です。
個人差はありますが、40歳以降は、どの年代でも男性の更年期障害は、起こる可能性があるそうです。
男性の更年期障害の主な症状は、心理面では、興味や意欲を失う、イライラする、不安を感じる、不眠、憂欝などがあります。
また身体面では、関節痛、筋肉痛、ほてり、発汗、疲れやすい、頻尿、性機能の低下などが現れるようです。
男性ホルモンのテストステロンには、肥満を抑制する作用があるのですが、低下するので、太ってしまうことも。
男性の更年期障害によく使われる薬
男性の更年期障害では、補中益気湯という漢方がよく用いられます。
補中益気湯は、だるい、気力ない、疲れやすいなどの症状に効果的です。
ラムールQの説明には、男性の更年期障害にも効果的との記載はありません。
しかしラムールQは、イライラや不安など精神的不安定を落ち着かせる働きがあるので、男性の更年期障害の心の症状には、効果がありそうですね。
PMS対策の市販薬「ラムールQ(ツムラ)」「命の母ホワイト(小林製薬)」「エクエル(大塚製薬)」「プレフェミン(ゼリア新薬)」の比較
ラムールQ以外にもPMS対策の市販薬が販売されています。
それぞれの特徴について見てみましょう。
「命の母ホワイト(小林製薬)」
生理前から生理中にあらわれるイライラや頭痛、腰の重さなど心と体の不調を改善してくれるお薬です。
気や血の巡りをよくしたり、血を補ってくれたり、水の流れを促してくれる婦人科系の病気に使われる11種類の生薬が配合されています。
また1~2か月服用することで、生理不順の改善にも期待できます。
副作用に下痢や軟便や吐き気などが起こる場合があり、胃腸が弱い方は、注意が必要です。
皮膚のかゆみ、めまい、不正出血などがある場合も。
副作用に注意して、様子を見ながら、服用した方がよさそうですね。
「エクエル(大塚製薬)」
「エクエル」は、大塚製薬から発売されている、大豆イソフラボンを乳酸菌で発酵させたエクオールを手軽に摂れるエクオール含有食品です。
「エクオールって何?」と思われた方もいるのはないでしょうか。
女性ホルモンと同じような役割を果たし、女性の健康と美容をサポートしてくれる成分である大豆イソフラボン。
その大豆イソフラボン以上に効果を期待することができるのが大豆イソフラボン由来の成分であるエクオールです。
しかし日本人女性の約50%は、体内でエクオールを作ることができません。
更年期障害にエクオール
エクオールを作ることができる40~50代女性では、更年期のホットフラッシュ(ほてり)やイライラや頭痛などの更年期症状が軽かったという研究結果が報告されています。
ですから、エクオールを体内で作れない人は、サプリ等でエクオールを摂取することで、更年期症状を和らげることができます。
PMS対策にエクオール
また更年期障害だけでなく、PMSで治療を受けている女性についてもエクオール産生者の割合が低いという研究結果も。
エクオールを体内で作れない人は、作れる人に比べて、PMSのリスクが2.4倍というデータも発表されていました。
エクオールは、PMS対策にも効果が期待できる成分です。
大塚製薬の「エクエル」は、医薬品ではなく、エクオール含有食品なので、医薬品ほど、副作用を心配する必要は、なさそうですね。
「プレフェミン(ゼリア新薬)」
3か月服用した約90%の人が効果を実感した効果が期待できるPMS用内服薬。
婦人科疾患に効果があるチェストベリー乾燥エキスが配合された日本で初めて認められたPMSのための薬です。
ハーブの力で、ホルモンバランスの乱れによるイライラや抑うつ気分など精神的症状を改善。
また、頭痛やむくみ、体のだるさ、乳房のハリなどの身体的な症状も改善してくれるので、PMS症状を楽にしてくれます。
副作用に経血量が増える、かゆみや発疹、また生理周期の変化などが起こる場合があるようです。
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自分に合うPMS対策市販薬を見つけよう
胃腸が弱い方は、医薬品ならラムールQや命の母ホワイトより、プレフェミンを試した方がよさそうですね。
医薬品を服用することが不安な方は、まずは、エクオールサプリを試してみてもよいかもしれませんね。
つらいPMS、自分に合った市販薬を見つけて、対策しましょう。
また購入する時は、かかりつけ医や薬剤師に相談することをおすすめします。
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ライター紹介
PMS改善日記 編集部
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