PMSの時イライラしやすいことを彼氏に伝えた方がいい?
2017/08/17
こんにちは、田中みかです。
突然ですが、あなたは、PMS(月経前症候群)の症状のとき、イライラして、彼氏にあたってしまうことはありませんか?
実は、わたしも、PMSのときは、どうしてもイライラしてしまい、彼氏にあたってしまうことがあります。
このようなことは、特別珍しいわけではありません。
でも、彼氏との些細なやり取りでイライラして、デートを楽しめなかったり、感情が爆発して喧嘩になったり、そんなことを繰り返していると、どうなるでしょうか?
最悪の場合、「大好きな彼氏に、愛想をつかされてしまうかも?」と、心配になる方が多いと思います。
わたし自身も、PMSのイライラと情緒不安定であたってしまい、彼氏に多大なる迷惑をかけた経験は、かなりあります。
そうしてあたってしまったことに自己嫌悪して、「嫌われたかも……」と不安になって、よけいにイライラと情緒不安定をこじらせるというのが、PMSによくあるパターンです。
PMSでイライラしてしまっても、彼氏との関係を良好に保つためには、どうしたらよいのでしょうか?
今回は、PMSのイライラと彼氏との過ごし方についてまとめてみました。
PMSでイライラしやすい原因
PMSのとき、なぜこんなにも、イライラしてしまうのでしょうか?
それはやはり、ほかのPMS症状と同じく、女性ホルモンの影響です。
黄体期に入ると、プロゲステロンの分泌量がグンと増えて、エストロゲン分泌量を上回ります。
そして、黄体期後半にさしかかると、急激にプロゲステロンが低下します。
プロゲステロンは、ニキビやむくみを引き起こす原因になるといわれていて、PMSに悩む人にとって、あまりよいイメージがないかもしれません。
しかし、このプロゲステロンは、幸せホルモンであるセロトニンの生成を助ける役割も持っています。
よって、プロゲステロンの分泌量が低下するのと同時に、セロトニン分泌量も低下し、イライラや不安などの症状を悪化させます。
彼氏に伝えない?伝える?
PMSでイライラしやすい原因がわかったところで、次に気になるのが、それを彼氏に伝えるかどうかです。
女性の8割が感じている症状とはいえ、「PMS」について知っている男性は、なかなかいません。
知っていても、生理前の女性は感情的になりやすい、不安定などと、悲観的なイメージを持っている場合が多いように思います。
女性でも、PMSについて知らない人の方が、まだ多いかもしれません。
そんな状況の中で「PMSだからイライラしやすい」といってみても、理解されにくいのが実情です。
PMSについて説明しても、ホルモンの状態がどうなっているのかを確認するのは、簡単にはできません。
ただし、ホルモン量を検査することはできるので、絶対できないわけではないようです。
「そんな、目に見えないホルモンのせいにして、イライラをぶつけられても……」というのが、彼氏をはじめとした、身近な人の反応だと思います。
それに、説明したところで、「性格の問題なのでは?」と思われそうで、話しづらいと感じてしまう人も多いのではないでしょうか?
いろいろと心配だったり、気になったりすることは多いけれど、PMSは、女性であるかぎり、切り離せない問題です。
だから、彼氏にも、PMSのときのイライラについて、きちんと話した方がよいというのが、わたしの考えではあります。
しかし、彼氏の人柄や、今後どういう風に付き合っていきたいのかにもよるので、どちらがよいともいえないのが、むずかしいところです。
PMSでのイライラ対策彼氏編
次は、PMSのことを彼氏に伝えた場合と伝えなかった場合、それぞれのイライラ対策についてです。
伝えない場合
PMSのイライラを、彼氏と過ごしているときだけ我慢するなんて芸当はできません。
PMSのときは、イライラのスイッチが簡単に入るようになっているので、なにげない会話や相手の行動、環境によって、簡単に顔を出してしまいます。
デートの予定を立てて、出かける前までは大丈夫だと思ったけれど、実際に出かけてみたら、イライラして不安定になって、彼氏と喧嘩!なんてこともありえます。
喧嘩にはならなくても、イライラして愚痴っぽくなったり、泣きたくなったりして、迷惑をかけてしまうこともあります。
可能なかぎり、PMSの時期のデートは、控えたほうがよいかもしれません。
PMSサプリや、PMS改善薬を飲む
伝える場合にしろ、伝えない場合にしろ、おすすめなのがPMSを改善する効果のあるサプリや薬。
イライラ、攻撃的になる、不安感、憂うつ、泣きたくなる、ネガティブなどの感情面にしっかり効果があります。
さらに、胸の張りや下腹部痛、だるい、眠いなどにも効果があるので、痛みによるテンション低いというリスクも避けられます。
値段もそれほど高くないので、PMSで、彼氏とケンカしたり、セックスレスになるようなら、ぜひ試してみてください。
関連記事 PMSサプリ効果と、おすすめサプリ伝える場合
PMSのことを理解してくれる彼氏に出会えているあなたは、幸せものです。
PMSの時期に、イライラしやすいことを彼氏に伝えてあれば、比較的、デートプランの要望は通りやすくなります。
また、デートをことわるときにも、理解が得られます。
PMSでイライラしたとき、一人にしてほしいのか、そばにいてほしいのかなど、対処の仕方についても話しておくと、より安心感があります。
ただし、PMSのときに対処法を話しても、冷静になれない場合が多いので、卵胞期など、精神的に安定しているときに話しておきましょう。
ただ、PMSだからといって、自分の要望ばかり押しつけるのはよくないので、感謝の気持ちは忘れず、その関係を大切にくださいね。
PMSの時のデート
PMSの症状があらわれているであろう期間は、デートの予定を入れない方が賢明です。
とはいえ、忙しく毎日を過ごしている方は、「彼氏に会える日が、PMSの日しかない!」なんてこともあるでしょう。
そういうとき、会えないことで余計なストレスを感じて、PMS症状が悪化することも考えられるので、そういう場合は、デート内容を工夫してみましょう。
PMS時期には、下記のようなデートがおすすめです。
- 映画を見る
- 漫画喫茶などの静かな場所
- 猫カフェなど動物のいるところ
- おうちでまったりお昼寝デート
- 手軽にできるスポーツデート(バドミントンとかテニスとか、お互い初心者か、同レベルのものがおすすめ)
PMSのときは、自分の感情や気分といったものから、できるだけ意識をそらしていたほうが、気持ちが安定しやすい傾向にあります。
何かに集中しているときは、イライラや不安定のきっかけになる会話も少なくなりますし、体にも無理なく過ごすことができます。
ただ、冷房など、空調が体調に合わない場合もあるので、体温調節できる服装で臨むことが大切です。
猫カフェなどは、動物に癒されながら、漫画も読めたりするところがあるのでおすすめです。
スポーツデートについては、知識やスキルレベルに差があるとイライラの原因になりやすいかもしれません。
お互い初心者で、まったりできるものか、お互いにレベルが近いものを選ぶと、ストレス発散や気分転換になります。
出かけたくはないけれど、彼氏には会っておきたいというときは、おうちで映画、ついでに昼寝などの、まったりデートプランの提案もおすすめです。
あえて、映画の感想は話さないのがポイントです。
まとめ
- PMSでイライラするのはやっぱりホルモンが原因
- PMSでイライラしやすいことを話すか話さないかは相手のタイプによって対応を変えた方がよいかも
- デートするときはイライラしにくいプランを立てる(何かに集中する)