頭痛やむくみなどの症状が見られる病気~バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、橋本病(甲状腺機能低下症)、早期閉経、化学物質過敏症など~
2016/07/12
・バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
・橋本病(甲状腺機能低下症)
・早期閉経
・化学物質過敏症
などこれらの病気にはPMSに似た症状が現れることがあるそうです。
特にバセドウ病は女性の発症率が高く、20代~30代の女性がなりやすい病気だそうです。(男性と比べて発症率は5倍になるそう)
バセドウ病は甲状腺機能亢進症と言い、甲状腺ホルモンの分泌以上により起こる病気です。
下の○部分が甲状腺↓
歌手の絢香がこのバセドウ病が原因で活動を休止していたので、(今は活動再開していますが)名前を聞いたことがある方も多いと思います。
バセドウ病の症状には異常発汗や動悸、微熱、むくみ、疲労感に加え、精神的なイライラ感や不眠症状が表れるそうです。
そのほか、早期閉経も20代~30代に現れるもので、徐々に月経の回数が減っていき、40歳になる前に月経が止まってしまう病気です。
月経が止まると女性ホルモンの分泌がなくなるので、イライラ感、ほてり、疲労感、うつ症状が出るそうです。
PMSと症状が似ているのも確かですが、早すぎる更年期障害という感じです。
橋本病(甲状腺機能低下症)はバセドウ病とは逆で、甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気ですが、むくみが出たり、手足が冷えたりする体の症状の他、物忘れが激しくなったり、頭の働きが鈍り、無気力になる症状があるそうです。
種類は異なりますが、PMSの症状に当てはまってきます。
最後に化学物質過敏症は建物の壁などに使われた化学物質によって、イライラ感、むくみ、頭痛、疲労感、うつ、集中力の低下などの症状が出ます。
男性に比べて女性の方がかかりやすいようで、PMS症状の悪化の原因にもなるようです。
PMSに症状が似ていると言っても、PMSは生理が始まれば症状が緩和されていくので、生理が来て症状がよくなればそこまで心配する必要はないはずです。
私は生理周期が安定しているので、まだわかりやすいですが、生理が始まってもイライラしやすかったり、怒りやすかったりする時があって、ちょっと心配です。
生理周期が乱れている場合は、私よりもPMSとその他の病気と判断しづらいと思います。
症状がでる期間が長い場合はなるべく早く病院に行ったほうが安心です。
バセドウ病など妊娠に影響してくる病気もあるので、不安なことがあれば放置せずに病院にいくようにしましょう。