PMSの治療は日々の食事から~PMSと薬膳~
PMSを自覚してから、 食事にも気を配るようになりました。
(写真はカレイのトマト煮を作った時のもの
※カレイの姿が見えませんが)
最近は殊に生理前の体の調子が良くなったのを感じると、
食事が体を作るというのは本当なんだと改めて実感します。
体に良い食事を調べるうち、
「薬膳」というキーワードをよく見かけるようになりました。
PMS改善メニューとして薬膳レシピが紹介されているのも見かけます。
メニューを見ているとそこまで特殊な食材を使っているわけでもなく、
いったい薬膳とは何なのか興味が出てきたので、
調べてみることにしました。
薬膳とは読んで字のごとく、薬の膳=薬の野菜や料理という意味で
もともと中国の医学に基づいたものだそうです。
「医食同源」という言葉があるそうですが、
これは医療と食事の根源が同じであるという意味の四字熟語だそうで、
薬膳の元々の考え方の「薬食同源」という言葉から生まれた造語なのだそうです。
まさに今の私が実感しているのも
この「医食同源」や「薬食同源」なのだと思います。
薬膳の詳しい話はとても難しくて、
すぐに理解できるものではなかったのですが、
薬膳は漢方でいう中薬を用いて作るものということはわかりました。
PMSの治療方法の一つに漢方薬を使用する方法がありますが、
薬膳と漢方は関係の深いものだったようです。
(今まで別物かと思っていましたが、
むしろ漢方の中の薬膳と言っていいのかも)
薬膳のレシピを見ていると特別な食材を使っているわけではなく、
スーパーで手に入る食材を使ったものも多いです。
(それを思うと食事療法のイメージにも近いですよね。)
例えば、トマトは薬膳の中でも取り入れやすいものの一つで、
胃を整えてくれたり、体を冷やしてくれる効果があるそうです。
そのほか、ネギや生姜、黒ごま、黒豆などは
トマト同様手に入りやすく、日常に取り入れやすい薬膳です。
特に黒豆は月経不順等の不調にも効果があるそうなので、
積極的に摂りたい食材になります。
とはいえ、PMSに効果があるから、体にいいからと言って、
食べ過ぎてしまえば毒になる場合もあるので、
注意したいところです。
薬膳についてはまだまだわからないことだらけなので、
少しずつ勉強しながら日常に取り入れていけたらいいなと思います。