棗(なつめ)の効果・効能~アンチエイジング効果、イライラ・情緒不安定、便秘、貧血、PMS~
2018/06/11
こんにちは、田中みかです。
突然ですが、あなたは棗(なつめ)の効果を知っていますか?
聞くところによると、PMS(月経前症候群)の改善にも効果がある、女性におすすめの食材だとか……!?
そこで、今回は、棗(なつめ)の効果についてまとめてみました。
棗(なつめ)の効果・効能って?
先日、火鍋を食べに行きました。
火鍋の中には、生薬がたくさん入っているわけですが、その中にも棗(なつめ)が入っています。
上記の火鍋の写真でいうと、浮いている赤い実が、棗(なつめ)です。
生薬(しょうやく)や漢方、薬膳などについて調べていると、「棗(なつめ)」という実がよく入っているのを見かけます。
ペットボトルのお茶「十六茶」にも、棗(なつめ)が入っているんですよ。
原材料名
ハトムギ、大麦、ハブ茶、発芽大麦、黒豆(大豆)、とうもろこし、玄米、びわの葉、カワラケツメイ、たんぽぽの根、あわ、きび、エゴマの葉、桑の葉、昆布、ナツメ/ビタミンC(アサヒ飲料公式HPより http://www.asahiinryo.co.jp/products/tea/16cha/)
そんな棗(なつめ)、一体どんな効能・効果があるものなのでしょうか?
老化防止、アンチエイジングに
中国では古来より、
「一日食三棗、終生不顕老=1日3粒の棗(なつめ)を食べると、一生老いない」
という言葉があるくらい、棗(なつめ)は老化防止に高い効果があるのだそうです。
世界三大美女の楊貴妃(ようきひ)もよく食べていたと伝えられているそう。
女性にとっては、
- 老化防止
- アンチエイジング効果
だけでも、十分嬉しいですよね!
女性のPMS、生理痛にも効果あり!
さらにこの棗(なつめ)、老化防止以外にも、
- PMSの症状改善
- 生理痛の改善
にも、高い効果を発揮してくれるそうなのです。
棗(なつめ)は、セロトニンの生成に必要なマグネシウムを豊富に含んでいるため、PMSの時のイライラや、情緒不安定を緩和してくれるのだとか。
また、私の友人に、
「棗(なつめ)を食べ始めたら、生理痛が改善した!」
という人もいます。
私にもぜひ食べてみてほしいと、棗(なつめ)をプレゼントしてくれました。
さらに棗(なつめ)は、
- 食物繊維が豊富 ⇒ 便秘解消の効果
- 鉄分が豊富 ⇒ 貧血予防、血流、冷えの改善効果
などの効果もあるため、まさに、PMSに悩む女性にうってつけの食材なのです!
日常生活で「棗(なつめ)」になじみがない人も多いと思いますが、ドライフルーツとして売られているので、見つけたら、ぜひ食べてみてください!
デーツと棗(なつめ)は違う!

こちらはドライフルーツの「デーツ」
棗(なつめ)に興味を持っている人の中にも、
「棗(なつめ)ってデーツのことでしょ?」
と思っている人が多いようです。
しかし、棗(なつめ)とデーツ(ナツメヤシ)は別物。
棗(なつめ)は英語で「jujube(ジュジュベ)」または「Chinese dates」と言います。
棗(なつめ)は「中国のデーツ」と呼ばれているということですね。
また、実の色も、若干の違いがあります。
- デーツ(ナツメヤシ)=茶色、甘味が強い
- 棗(なつめ)=赤い、酸味が強い
最近、デーツ(ナツメヤシ)の方は、無印良品のようなお店でも、よく見かけるようになりました。
デーツには、ダイエット効果や、棗と同様、免疫力アップの効果があります。
効果が微妙に違うので、PMSの改善や、イライラ解消目的で食べるなら、ぜひとも棗(なつめ/ナツメ)をおすすめします。
棗(なつめ)ってどんな味? 食べ方は?
とはいえ、日本人にはあまり馴染みのない棗(なつめ)。
「棗(なつめ)ってどんな味なの?」
「どうやって食べればいいの?」
と思いますよね。
棗(なつめ)の味は?
棗(なつめ)の味は、
甘くないプルーン
と表現する人が多いです。
物によっては多少クセがあるかもしれませんが、特に強いクセではありませんので、普通のドライフルーツ感覚で食べられると思いますよ。
棗(なつめ)の食感は?
棗(なつめ)の食感は、
- 乾燥タイプのもの ⇒ カリカリ
- しっとりとしたドライフルーツタイプのもの ⇒ 中はねっとり
- 砂糖漬け ⇒ 外はベトベトまたは飴状でカリッと、中はねっとり
の違いがあります。
棗(なつめ)の食べ方は?
棗(なつめ)は、
- そのまま食べる
- ヨーグルトのトッピングに
- 煮出してなつめ茶にして飲む
- お粥に入れる
- スープに入れる
- 火鍋やサムゲタンなどに
- 煮物などのお料理に入れる
などの食べ方があります。
ナッツと一緒に食べるのも、食べやすいのでおすすめです。
ぜひ、あまり気負わずに、お好みの方法で食べてみてください。
少しずつ、毎日食べよう!
ただ、棗(なつめ)は食べ過ぎると、胃腸に負担がかかるそうなので、美味しくても、食べ過ぎには注意しましょう。
中国の言葉の通り、「一日に、3粒で十分!」ということでしょうかね。
ちなみに、継続して食べることが大切だそうですよ。
まとめ
以上、今回は女性におすすめの食材、「棗(なつめ)」についてご紹介してきました。
毎日少しずつ続けるだけで、嬉しい効果がありそうな棗(なつめ)。
今日、棗(なつめ)のドライフルーツを2種類買ってきたので、私も毎日食べていこうと思います!