きなこで生理が遅れる? イソフラボンが摂れるきなこも、摂り過ぎは危険!
2018/05/30
こんにちは、田中みかです。
突然ですが、あなたは、きなこは好きですか?
私は、きなこは大好物です。
きなこの主要成分はイソフラボン。
一般的に女性の体によいとされるイソフラボンですが、実は、きなこで生理が遅れることがあるんです!
そこで今回は、イソフラボンと生理の関係についてまとめてみました。
きなこをはじめとする「イソフラボン」を摂り過ぎると、どのようなリスクがあるのでしょうか?
イソフラボンの摂取量について
ちなみに、実際にわたしは現在生理が遅れています。
最近、「命の母ホワイト」のほかに、豆乳にきなこをいれて、きなこ豆乳ドリンク飲んでいました。
なので、「ひょっとして、イソフラボンを摂り過ぎ……?」と気になってはいました。
イソフラボンの効果と注意点
きなこは大豆からできているので、イソフラボンはもちろんのこと、ビタミンB6やレシチンなどの成分も含まれています。
きなこをはじめとする大豆製品には、
- PMSの症状緩和
- 便秘の予防・改善
- 代謝の改善
等の効果があるので、基本的に女性には嬉しい食材です。
しかし、イソフラボンは女性ホルモンに似た成分であるため、摂りすぎると、
- ホルモンバランスが乱れて生理が遅れる
- 女性ホルモン過多によって女性器系の病気につながる
などのリスクもあります。
あらためて摂り過ぎには注意したいところです。
イソフラボンの一日の摂取量の目安は?
イソフラボンの一日の摂取量の目安は、70mg前後だそうです。
豆乳200mlで約50mgのイソフラボンが含まれているので、1日2杯豆乳を飲んだだけでもう上限を超えてしまいます。
そこにきなこを加えたら、さらに超えてしまうことに!
さらに3度の食事でお豆腐や納豆などの大豆製品を摂取したら……!?
きなこ豆乳はおいしいので、ついたくさん飲みたくなりますが、1日1杯にするとか、牛乳に変えるとか、調整して摂取する必要がありそうです。
わたしは最近、PMSの症状緩和の目的で牛乳から豆乳に変えていましたが、次からは牛乳に戻そうと思います。
日本人はイソフラボンを摂りすぎている!?
日本人は味噌汁や豆腐、油揚げなど大豆製品をよく摂取する傾向があります。
そのため、必要なイソフラボンは、日常的な食事の中で補給できている人が多いそうです(食生活によっては偏る人もいるとは思いますが……)。
それ以上にイソフラボンなどのサプリメントを摂って、過剰摂取しないようにご注意ください。
偶然にも、今日の晩ご飯は、厚揚げの唐揚げ(揚げた豆腐をさらにあげる暴挙、でもおいしい!)と納豆、ブロッコリーのおかか和えがおかずでした。
今日は確実に、イソフラボンを摂り過ぎだったかもしれません(汗)。
イソフラボンの摂り過ぎで生理が遅れる?
イソフラボンの摂り過ぎで、生理が遅れたり、排卵出血が起きたりすることがあるといいます。
以前、生理予定日から5日経っても生理が来なかったことがありました。
普段から生理不順に悩んでいる方からしたら、「そのくらいなんともないでしょ!」と思われるかもしれません。
しかし、いつも2、3日しか予定日がずれない人間からしたら、少しのずれも心配になるものなんです。
生理が遅れる理由や、どのくらいの遅れなら正常の範囲と言えるのかについては、別のページに書いています。
よろしければ、こちらも見てみてください。
その時、ちょうどきなこがマイブームで、朝と夜に毎日きなこドリンクを飲んでいました。
すごい時には豆乳できなこドリンクを作って、豆腐を食べて納豆を食べていました(笑)。
今思えば、大豆製品ばかりを摂っていたなと思います。
イソフラボンの摂り過ぎで排卵出血が起こる?
生理が遅れたとき、その2週間くらい前に、人生で初めて「排卵出血」と思われるものを体験しました。
排卵出血とは
排卵出血とは、卵巣から卵子が飛び出すときに出血することをいいます。
タイミングとしては、排卵日付近、生理日の1週間くらい前に起きることが多いようです。
排卵出血は2、3日で血が出なくなるというのが特徴です。
排卵出血についてはこちらにも書いていますので、あわせてチェックしてみてください。
心配なので、婦人科へ行ってみた
この時に起こった出血も、排卵出血の特徴に似ているとは思っていました。
しかし、生理ではないのに血が出たのが初めてだったのと同時に、下腹部に痛みを感じていたので、排卵出血じゃなかった時の場合を考えて病院に行くことにしました。
「曖昧な知識で自己判断をして、病気だったら嫌だな」と思ったからです。
人生2度めの婦人科にかかり、超音波検査とおりもの検査をしてもらいました。
先日子宮頸がん検診を受けたので、1年間のうちにまたあの開脚椅子に乗ることになりました。
やっぱりあの開脚いすは2回目でも慣れないですね……。
でも、だからって、婦人科に行くことを遠ざけてしまうことは、最もダメなことです。
結果はどうだった……?
検査をしたときも先生から「確かに出血してますね」と言われましたが、超音波検査で中を見ても特に異常はなかったようでした。
さらに2週間後、結果を聞きに行ったところ、おりもの検査も陰性だったとのことで、ほっと一安心。
しばらく様子を見ましょうということになりました。
検査結果を待つ間に下腹部の痛みもなくなっていたので、あまり深刻に悩んではいませんでしたが、いつになく生理が遅れたので、その出血と生理の遅れが何か関係があったのではないかと思えてきてしまいます。
ちょうど「命の母ホワイト」を飲み始めた時でもあったので、その影響もあるのかななんて思ったり……。
最近、生理が来ていないのに、おりものが生理と間違うほど大量に出たり、生理痛に似た痛みを下腹部に感じたりしているので、ひたすら生理が早く来ることを願っていました。
結局、しばらく後に生理が来ました。
それ以降の排卵日付近では、大量に出血が起こることはぱったりとなくなりましたが、おりものの中にちょっとだけ血が混じることがあります。
一時期と比べると生理前に感じる下腹部痛が良くなった気もするので、悪い影響ばかりではなかったのかもしれませんね。
まとめ
- 大豆イソフラボンの1日の摂取目安量は70mg。
- 豆乳200mlで約50mg含まれている。
- 日本人は味噌汁や醤油など大豆製品をよく摂取する傾向があるため、1日に必要な摂取量は食事のみで摂れている場合が多い。
- 大豆イソフラボンを摂取しすぎることで、かえってホルモンバランスが乱れてしまうことも考えられる。
以上、皆さんの参考になれば幸いです!