PMS治療薬プレフェミンの効果・注意事項・口コミ総まとめ
2018/07/12
こんにちは。PMS(月経前症候群)に悩む、田中みかです!
突然ですが、あなたは、プレフェミンを飲んでいて、効果を感じますか?
わたしは、PMS治療薬のプレフェミンを飲み始め、9ヶ月くらいが経ちました。
わたしの場合、排卵期は飲まないようにしたり、月2週間だけ飲むようにしたりなど、飛び飛びで服用していました。
なので、9ヶ月ずっと飲み続けたわけではありませんが、いつの間にかこんなに時間が経っていました。
飲み始めた当初は、ゼリア新薬の公式サイトくらいでしか情報が得られず、実際に服用している人の感想は、あまり見つからず。
でも、あれからしばらく時間が経ったので、クチコミもちらほら見かけるようになってきました。
そこで、今回は、プレフェミンの継続使用や効果、注意事項についてまとめたいと思います。
目次(Contents)
プレフェミンの効果の出方も人それぞれ?
PMSは、人によってあらわれる症状も、重さも違います。
もしかしたら、原因も違うかもしれません。
そのため、プレフェミンを飲んで、どんな効果があらわれるのかというのは、本当に人それぞれだと思うんです。
だから、他人が感じていることが、そのまま自分に当てはまるわけではない、というのが大前提。
わかっているけど、周りの人がどうなのか、気になってしまう……。
もうこれは、「自分だけだと不安になる人間の習性なのかも……」なんて思います。
関連記事 プレフェミンの記事はこちらでも紹介しています
プレフェミンの口コミでの評価は
プレフェミンの口コミを、あらためてまとめてみると、効いた人と効いてない人の2極。
体の不調には、効果があった気がするけど、イライラは、そんなに収まっていないという人もいるよう。
わたしは、どちらかというと、イライラには効果があった気がするけれど、胸がはったり、倦怠感や頭痛だったり、体の不調には、あまり効果を実感できずにいます。
体の不調に関しては、「食べ物の影響をすごく受けているなぁ」という印象があります。
たとえば、胸がはったり、倦怠感がひどいときは、たいていお菓子を食べ過ぎていたり、揚げ物を取りすぎたりしている傾向があるんです。
効果に差はあっても、プレフェミンに副作用があるという口コミは、あまり見られていないよう。
プレフェミンの公式サイトにも、副作用がない安全な薬として紹介されているので、それも当然のことなのかもしれません。
わたしは、今でこそプレフェミンを飲んで効果を実感するようになりましたが、飲み始めて2週間くらいたった頃、精神的に不安定になったことがありました。
あのとき感じた情緒不安定が、プレフェミンによるものだったのかは、今となってはわかりません。
しかし、「何か関係があったのではないか……」と、どうしても気になってしまいます。
プレフェミンの注意事項をおさらい
プレフェミンの説明書を、ちゃんと読んでみようと思って、ずっと放置してしまっていました。。。
こういう薬の説明書って、ついつい読まずに捨ててしまうんですよね。
今回、あらためて見てみたら、驚愕。
3ヶ月以上飲み続けるなら、お医者さんに相談しろ、ですって。
プレフェミンは治療薬なので、風邪薬などを飲むのと同じだと考えたら、3ヶ月以上続けて飲むのは、あまりよくないというのは、当たり前といえば当たり前。
しかも、症状が改善されているのに薬を飲むというのも、変な話。
風邪薬なら、症状が治ったら飲むのをやめるし、健康な状態で風邪薬を飲もうと思う方は、少ないはず。
継続して飲むなら、病院で相談しながら、というのは、いわれてみれば当たり前のことなのかもしれませんね。
理屈はわかったけれど、わたしはというと、プレフェミンを飲んでいると伝えたのは、心療内科に行ったときくらいです。
婦人科などでは、一度も相談していません。
というか、プレフェミンを飲み始めてから、婦人科に行っていないかも。
最後に行ったのは、命の母ホワイトを飲んで、排卵出血と思われるものが起きて以来なので、かれこれ、ちょうど1年くらい行っていないことになります。
まあ、あの時以来、目立つ不調があるわけではなく、「経血の色が、前より明るい色になった気がするな」というくらいで、特に変化はないように思います。
経血の色については、こちらでもまとめています。
【関連記事】生理前のオリモノに血が混じる!?これって病気?大丈夫?
ただ、生理予定日が毎回少しずつ遅れているという印象はありますが、正常の範囲内なので、あまり心配することはないのかなという感じ。
生理痛も、ふだん通りというか、1日目、2日目だけ少しあるけれど、動けないほどではありません。
痛み止めを飲んで、時間が経てば、普通に過ごせる程度の痛み。
だから、特に問題はないけれど、定期的に婦人科で検査してもらったほうが、本当は安心なのかもしれませんね。
プレフェミンの購入について
それにしても、今まで繰り返しプレフェミンを購入していますが、薬剤師さんには、3ヶ月以上の服用について、何も指摘されたことがありません。
医者じゃないからということなのか、なんなのでしょう。
プレフェミンの購入時の指導についてですが、お店によって、本当にまちまちです。
今のところ、4つのお店でプレフェミンを購入したことがありますが、毎回まともに指導というか、チェックリストを提示して確認してくれるのは、1店舗だけです。
その他のお店は、薬剤師さんからの購入は必至なものの、「飲んだことありますか?」「効果出てますか?」の一言、ニ言だけ聞かれるかどうか。
ひどいところだと、何も聞かれないで、会計だけ済まされます。
要指導医薬品なのだから、もう少し慎重に扱ってもらってもよい気がするのは、わたしだけ?
前、あるお店に行ったら、購入時説明ではなく、チェックリストを渡されました。
ゼリア新薬の公式サイトに、同じデータがアップされているようです。
裏表印刷で、はじめての方と、2回目以降の方向けのフローチャートになっています。
チェックシートをあらためて見てみると、使用説明書と大体同じことが書かれているのがわかります。
はじめて服用を始める人の場合は、本当にPMSなのかという質問と、うつ病などの精神疾患ではないか、などの確認が。
これは、PMSに似た症状があらわれても、原因が体や心の疾患にある場合があるから、聞かれる模様。
子宮などの病気や、乳がんなどの場合も、PMSの症状に似たものがあらわれる場合があるようです。
プレフェミン服用中は避けた方がよいもの
プレフェミンを服用する場合、一緒にとらないように注意するものが、いくつかあります。
- 抗うつ剤
- セントジョーンズワートのサプリやハーブティー
- 漢方
プレフェミンは、チェストベリーというハーブが主成分であり、このチェストベリーが、抗うつ剤等の薬と相性が悪いのだそうです。
チェストベリーは、プロゲステロンに似た成分を持っていて、摂取することで、脳下垂体を刺激し、アダプトゲン作用という働きをします。
このアダプトゲン作用というのは、プロゲステロンが多い場合には減らし、足りない場合には増やす、というホルモンバランスを調整する働きのこと。
この働きには、ホルモンバランスを整えてくれる効果があるとか。
抗うつ剤も、ホルモンの調整作用を持つものなので、一緒に摂取すると、類似した成分の取りすぎになるそうです。
そうなると、症状が改善するどころか、悪化する危険があるとのこと。
それと同じで、抗うつ作用があるセントジョーンズワートというハーブがあります。
これも、抗うつ剤と同じ扱いで、プレフェミンを服用している時期に摂取するのは、避けた方がよいそうです。
以前、PMS対策として、ラズベリーリーフやセントジョーンズワートなど、PMSに有効だといわれるハーブティーを、いろいろ試していました。
プレフェミンを飲み始めた時期も、まだセントジョーンズワートのハーブティーが残っていたと思うので、プレフェミンと一緒に、セントジョーンズワートのハーブティーを飲んでいたかもしれません。
一時的に不安定になっていたのは、もしかしたら、そのせいかも。
また、漢方を飲んでいる人は、用途に関係なく、プレフェミンとの併用はNGです。
プレフェミンを飲んではいけない人
プレフェミンは、チェストベリーというハーブを主成分とした薬です。
このハーブは、シソ科に属する植物だそうで、シソ科の植物にアレルギーを持っている人は、服用するのを避けたほうがよいようです。
また、授乳中のお母さんは、チェストベリーを摂取することで、赤ちゃんにも影響が出てしまうので、プレフェミンの服用はしないほうがよいそう。
プレフェミンは、1日1錠服用するようになっていますが、チェストベリーのハーブティーやサプリメントを飲む習慣がある人は、要注意。
うっかりハーブティーやサプリメントを摂取してしまうと、チェストベリーの成分を過剰に摂取することになるので、体に悪影響が出るリスクがあがります。
プレフェミンの説明書に記載がある副作用は、発疹などの肌にあらわれる異常と、月経異常のみですが、薬を摂取する以上、どんな身体的な変化があらわれるかわからないので、過剰摂取にならないように気をつけてください。
継続服用すると効果がなくなる?
同じ薬をずっと飲み続けていると、体に耐性ができて、だんだん薬の効果が実感できなくなるということがあると思います。
ハーブにも同じことが起きるそうで、チェストベリーを主成分としているプレフェミンの場合、継続服用を続けることで、だんだんと効果が出にくくなる可能性があります。
それを防ぐためには、定期的に摂取する成分を替えるのがよいそうです。
チェストベリー以外で、PMSに効果があるといわれているハーブには、セントジョーンズワート、月見草、ラズベリーリーフなどがあります。
PMSの治療薬として販売されているものは、プレフェミンしかありませんが、サプリメントなどの場合は、いろいろな種類があるので、そちらを利用してみるのもおすすめです。
薬とサプリメントをうまく使いながら、PMS改善を目指しましょう。
また、どの薬やサプリメントを使用しても改善が見られない場合には、やはり症状が悪化する前に、早めに病院に行きましょう。
人に相談することで、気持ちが楽になるという効果もありますので、「とりあえず相談するだけでも」という気持ちで、病院に行ってもらえればと思います。
今回は、プレフェミンの注意事項などについてまとめてみました。
とりあえず今回分を飲みきったら、プレフェミンを一度おやすみして、様子を見ようかなと思います。
みなさんも、薬を賢く使って、PMS改善を目指して頑張りましょう。
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