卵胞期に体調不調! 腹痛、出血、頭痛、吐き気などの症状
2017/07/22
こんにちは、田中みかです。
突然ですが、あなたは、卵胞期なのに、頭痛や腹痛などの体調不良が起こることはありませんか?
実は、わたしも、数日前に生理が終わって、「卵胞期だから、体が楽になるー」と思っていたのに、ちょっと便秘気味で困っています。
頭もぼーっとするし、眠たいし、全然集中できません。
全部放り出して、知らん顔ができたら、どんなにいいか……。
生理後に不調があらわれる生理後症候群なのか、単なる体調不良か気になるところです。
関連記事 生理後がつらい!生理後症候群ってなんだろう?~原因・症状・対策~
調子が悪いからといって、スケジュールを調整できたらいいけれど、なかなか、そういうわけにはいきません。
原因を知って、なにか対策を立てるしかないのが現実。
というわけで、今回は、卵胞期にあらわれる不調についてまとめてみました。
目次(Contents)
卵胞期とは
卵胞期は、上の画像のように、「キラキラ期」なんて呼ばれ方をすることがあります。
キラキラというくらいだから、一般的には、キラキラ輝いてる期間、ってことですよね。
卵胞期に起こる体調の変化
卵胞期は、エストロゲンの分泌が増える時期といわれます。
卵胞期がキラキラ期といわれるのは、このエストロゲンの影響といわれています。
エストロゲンが分泌されることで、女性らしさが引き立つのだそうです。
わたしがいつも使っている「ルナルナ」というスマホのアプリでも、卵胞期になると、肌につやがでて、健康状態も良好になり、ボディラインも女性らしくなる時期だと説明されています。
後半部分に書いてある「明るい気持ちになりやすい」ということに関しては、わかるときも多いです。
しかし、体調については、そこまでよい効果があるとは思えないのが、正直なところです。
わたしの卵胞期は、下記のような感じです。
- 肌艶がよくなる→肌がてかりやすい、化粧崩れしやすい、ニキビができやすい
- ボディライン→特に何も感じない
- 髪のつや→艶はあるけど、変にまとまってボリュームがなくなる
あと、毎回ではありませんが、便秘気味になることがあります。
これは、エストロゲンの分泌が多いということなのでしょうか?
キラキラ期というわりには、「調子よくないんだよなー」と、毎度思っています。
ただ、生理前とくらべると、調子がよいのは間違いないです。
調子がよい分、この時期に気を付けなければいけないのは、食生活や生活習慣の乱れだそうです。
元気だと、つい夜更かしをしたり、お菓子や揚げ物をたくさん食べてしまいます。
でも、好き勝手な食生活をすると、PMS(月経前症候群)の症状が重くなって、下腹部痛や胸のはりなどが、顕著にあらわれます。
PMSというのは、生理の2週間前ぐらいから起こる症状で、イライラ、だるい、頭痛、腹痛、胸の張りなど、さまざまなココロとカラダの不調のことです。
こういった不調があらわれてしまうと、あとはどうにもならないので、常に食生活は摂生しなければならないと、すごく思っています。
ずっと我慢するのもつらいし、我慢しなかったら、あとがつらいしで、なかなかむずかしいですね。
排卵日付近の不調
排卵日付近になると、また、体調が変化するようです。
あらわれる症状としては、以下のような症状があります。
- 排卵出血
- 排卵痛
- 頭痛
- 胸の張り
- 便秘
- 吐き気
- だるさ
- 腰痛
- 眠気
- 下痢
今まで、排卵日になにか不調が起こるという自覚は、あまりなかったので、あらためて認識しました。
排卵出血
排卵出血は、生理よりも短く、少量の血液が出たり、おりものに血が混じったりして起こります。
わたしも、何度かおりものに、血が混じっていたことがありました。
そのときのおりものは、ちょうどよく伸びる、排卵の時期特有のおりものだったので、排卵出血で間違いないと思っています。
排卵出血も、毎回起こるわけではなく、以前は頻繁に起こっていたのですが、最近は起こりません。
初めて排卵出血が起きたときには、びっくりして、婦人科に行ってしまうくらい驚きましたが、婦人科の先生の反応からして、特別珍しいことでもないようでした。
生理の日以外の血が出るなんて、「病気だったらどうしよう!?」というのが、こちらの気持ちなんですが、病院の先生は、なんでもないようにいうんですよねー。
排卵痛
排卵出血にともなって、痛みを感じることがあります。
それが、排卵痛です。
しかし、排卵出血がなくても、痛みを感じることがあるようです。
排卵痛の感じ方は、人それぞれで、以下のような症状があるようです。
- チクチクとした痛みを、卵巣の片側、両側付近で感じる
- 生理痛のような鈍痛
- 下腹部が重たく感じる
みなさんはどれか、感じたことがありますか?
わたしは以前、卵巣付近がチクチクと痛むのを感じたことがあります。
それと、調べた中では見つけられませんでしたが、筋肉がひきつるような、引っ張られるような痛みも感じたことがあります。
これらの痛みは、毎回の排卵日付近で感じるわけではなく、感じるときもあれば、感じないときもあります。
頭痛
わたしの場合は、頭痛がよく起こるので、PMSのときでも、生理中でも、頭痛薬がないと不安です。
頭痛薬の飲みすぎも、本当はよくないんですが、飲まないと、日常生活がままならないので、仕方がないと思って飲んでいます。
ただ、最近は、胃が痛くなることも増えたので、胃薬も一緒に飲むようにしているので、まだマシになったのでは……と思っています。
頭痛薬などの鎮痛剤も、依存性が高いものだそうなので、使いすぎには気を付けたいですね。
胸の張り
胸が張るのは、PMSの生理前だけなのかと思いきや、排卵日付近でも、胸が張ることがあるようです。
みなさんは、そんな経験があるでしょうか?
わたし自身、生理が終わって少ししかたっていないのに、胸が張るなと感じたことが、何度かあります。
生理が終わったあとは、PMSなどの症状に、少し無頓着になるので、今までにも、症状があらわれていたのかもしれません。
便秘
排卵日付近の不調といえば、便秘も感じる人がいるよう。
「よかった、わたしだけじゃなかった!」と思ったのはいいものの、ルナルナを見るかぎり、排卵予定日より1週間くらい早い。
これはいったい、どういうことなんでしょう。
便秘になると、なんとなく、もやもやするし、肌も荒れるし。
かといって、無理に出そうとしても、痔になってしまうなど逆効果なので、本当に困ります。
子宮脱なども起こしやすくなると聞いたので、正直、めちゃめちゃビビっています。
卵胞期の不調はなぜ起こるのか?
卵胞期に起こる不調とは、特に、排卵日付近の不調についていわれることが多いようです。
卵胞期は、エストロゲンの分泌が増える時期だというのは、上でも書きました。
このエストロゲンの分泌量が少なかったり、多すぎたりしても、不調の原因になるのは、PMSと同じことです。
ホルモンバランスの乱れが起こる原因として、よく挙げられるのは、以下のようなものです。
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- 運動不足
- ストレス
睡眠不足
睡眠時間が6時間以下になると、ホルモンが正常に分泌されにくくなるようです。
わたしも最近、仕事で残業がかなり増えてしまって、毎日睡眠時間が足りません。
「そりゃあ、体調も悪くなるよね」と、正直思っています。
特にエストロゲンは、6時間以上の睡眠をとることで、分泌されるそうなので、睡眠時間が足りないと、エストロゲンが正常に分泌されません。
そうすると、プロゲステロンが優位になり、便秘や頭痛など、不調が起こりやすくなるそうです。
食生活の乱れ
食生活の乱れと聞くと、何を食べるかに気を取られがちですが、いつ食べるかも大切だと、最近、身をもって体感しています。
もちろん、肉や炭水化物ばかりで、野菜を摂らないとなると、栄養バランスが偏ります。
お菓子などをたくさん食べるのも、体にとってよいことではありません。
しかし、どんなに栄養バランスの整った食生活をしていても、寝る直前に食べていたり、食べる時間がバラバラだったりすると、体には悪影響を及ぼすようです。
わたしの場合、このところ帰宅時間が遅くなり、日付が変わるころに自宅に帰ることも増えました。
当然、お腹は空いてしまうので、それから食事を摂ったりすると、眠りが浅くなったり、翌朝体調が悪くなったりということが起こります。
かといって、夜に食事を摂らないとなると、無理なダイエットと同じで、便秘を起こしてしまい、それはそれで体によくありません。
「正しい食生活というのは、規則正しいリズムで食事を摂ることも含まれるのだなー」と、しみじみ感じています。
みなさんの中にも、忙しい毎日を送っている人も多いかと思います。
そんな中で、食事の時間までコントロールするのは、むずかしいことだとは重々承知しています。
でも、わたしを含め、食生活の乱れを整えるというのは、PMSをはじめとした、女性ならではの不調を改善するのに、とても大切なことです。
うまくコントロールできるように、自分なりの解決法が見つけられるといいですね!
わたしも、今のままではよくないと、常々感じているので、どうにか解決する方法を探したいと思っています。
運動不足
営業などの、外を出歩く仕事をしている方や、運動する趣味がある方はいいのですが、仕事もデスクワークで、趣味もインドアなタイプだと、どうしても運動不足になりがちです。
運動不足は、肩こりや冷え、むくみなど、PMSでもよく起こる症状を悪化させやすいので、ほんの少しでもいいから、運動する習慣をつけるのをおすすめします。
わたしは、このところ、さぼっていたラジオ体操を、またするようになりました。
ウォーキングやジョギングなどだと、敷居が高いと感じる人にはぴったりです。
たかがラジオ体操ですが、肩こりなどの症状が緩和されるので、みなさんも試してみてくださいね。
ストレス
日常生活の中で、自分の意志だけではコントロールしきれないのが、ストレスだと思います。
疲れや睡眠不足など、体調がすぐれない状態だと、ストレスへの耐性が下がり、イライラしやすくなったり、我慢できなくなったりします。
ストレスが溜まっているという自覚がなくても、無意識にため込んでいることがあるそうなので、日常的に、ストレス発散、息抜きできるような習慣をつけておくのをおすすめします。
わたしは最近、ヒーリング系の音楽を、通勤時間に聞くようになりました。
疲れているわりには、心なしか、穏やかに過ごせているような気がしています。
音楽以外にも、その人にあったストレス発散方法があると思うので、自分だけのストレス発散方法を探してみてくださいね。