生理痛で目が覚める、起きる。そんな時どうする? 夜中の生理痛の対処法
2018/09/05
こんにちは、田中みかです。
突然ですが、あなたは、生理痛で夜中に目が覚める、そんなことはありませんか?
一度、目が覚めてしまうと、痛みは辛いし、眠れなくなるしで、本当に困りますよね。
実は、わたしも今月、生理が始まったとき、生理痛のせいなのか、起床予定時刻の1時間早く目が覚める、ということがありました。
生理痛といっても、普段感じる程度の「うー、痛いー」と、軽く呻きたくなるレベル。激痛ではなかったので、ちょうど眠りが浅くなったタイミングで、目が覚めてしまったのだと思います。
しばらく手で温めながら、そのまま寝るようにねばったのですが、一度「痛い」と思ったら、なかなか寝つくことができず、結局、薬を飲むことにしました。
それから、もう一度ベッドに戻ったものの、1時間というのは熟睡するには短い時間。起きるまでに、二度寝を数回繰り返してしまうことになりました。
このような睡眠と生理痛のトラブルを、日頃から抱えている人はどれくらいいるのでしょうか。
実際、調べてみると、生理痛が原因で夜中に目が覚めてしまう人は、かなりたくさんいるようです。
生理痛で目が覚めてしまうと、また眠りにつくのも大変ですし、生理中はしっかり睡眠時間が確保できないと、日中もイライラしやすいように思います。
生理痛で、ただでさえツラいのに、寝不足まで加わったら、泣きっ面に蜂ですよね。
それでは、生理痛で目が覚めることがないようにするには、どのようにしたらよいのでしょうか?
そこで、今回は生理痛で目が覚めてしまったときの対処法、生理痛で目が覚めないようにする方法についてまとめます。
生理痛で、目が覚めてしまったときの対処法
対処法1:痛み止めを飲む
一番手っ取り早い対処法が、ロキソニン・ノーシンピュア・バファリンルナ・イブなどの痛み止めを飲むことです。
ただし、生理痛が痛み出してから薬を飲んでも、効果が出るのが遅く、早く眠りたくても難しい場合があります。
就寝前に飲む、という手もありますが、空腹状態で飲むのは副作用が出るリスクがあがり、胃に負担をかける原因にもなります。
夜食とまではいわなくても、牛乳などを飲んでから、薬を飲むようにしましょう。
わたしは先日、生理痛で目が覚めたあと、鉄分入りのドリンクを飲んでから、薬を飲みました。
関連記事 ロキソニン・ノーシンピュア・バファリンルナ・イブの副作用について
対処法2:ココア
ココアには、生理痛を緩和する効果があるそうです。
ココアは微量にカフェインを含むので、生理痛にはあまりよくないのではと思っていましたが、マグネシウムが体を温め、生理痛の緩和効果をもたらすそうです。
また、マグネシウムは自律神経も整えてくれるそうなので、PMS(生理前症候群)の症状緩和にも効果が期待できます。
ただし、冷たいココアではなくホットココアを飲むようにしましょう。
ちなみに、わたしの勤め先にある自動販売機では、冷たいココアしかないので、残念です。
関連記事 生理痛にココアが効くってホント?
対処法3:ツボ押し
生理痛を緩和する方法として、ツボ押しはメジャーな方法のひとつです。
おへそ周辺にあるツボには、生理痛を和らげるツボが、複数あります。
手を当ててさするようにマッサージしたり、カイロなどを使って温めて、ツボを刺激してみましょう。
生理痛を感じているときに、思わず手をお腹に当ててしまうことが多いと思いますが、ツボを刺激する、お腹を温めるという意味では、正解の行動なのです。
お腹以外には、足にも生理痛緩和に効くツボがあります。血海、足三里、三陰交などが有名です。指先を使って圧迫したり、温めたりして刺激してみてください。
関連記事 ツボ・反射区でPMSを改善する~手・足・耳をマッサージ~
生理痛で目が覚めないようにするには
生理痛で目が覚めないようにするには、そもそも生理痛を緩和することが重要です。
とにかく体を温める・冷やさない
生理痛を悪化させないためには
原則:温める
ことに重点を起きましょう。
お腹だけでなく、手足が冷えていても生理痛には悪影響なので、ルームソックスを履いたり、腹巻をしたりして、とにかく冷えを予防しましょう。
PMSでだるさを感じていたり、生理痛を感じていたりするときは、お風呂に入るのがめんどくさく感じてしまうかもしれません。
ですが、入浴は体を温めるのに、一番効率がよい方法です。
しっかりお風呂に入って温まれば、夜の生理痛も軽減するかもしれませんよ。
関連記事 冷えはPMSにも悪影響、体を温める方法、冷え対策
空腹状態にならないように気をつける
個人的な意見ですが、お腹が空いているときのほうが、生理痛がひどいように感じます。
食事をきちんととることも、体温をあげることにつながるので、「気持ちが悪い」などの症状がない限りは、食事をとることをおすすめします。
生姜(しょうが)など、体を温める作用のあるものを食べるのが、おすすめです。
病気の可能性も考えておこう
生理痛がひどすぎて眠れない、体を温めても全然症状が緩和されないという場合は、子宮内膜症や月経困難症などの病気の可能性も考えられます。
生理痛で意識を失う人もいますし、唐突に意識を失ってケガや事故につながるリスクもあります。
たかが生理痛と考えずに早めの検査と治療をおすすめします。
関連記事 子宮内膜症ってどんな病気?
まとめ
- 生理痛で目が覚めてしまったら、体を温めて症状を緩和させるか、ツボを押すのが効果的
- 痛み止めを飲むのが一番簡単だが、胃が空っぽの状態で薬を飲まないように注意する(牛乳など胃を守ってくれるものを飲んだり、食べたりしておく)
- お風呂でしっかり温まる、食事をしっかり取るなど、体を冷やさない生活を心がけることが、生理痛緩和のポイント
- 温めても痛みが緩和されない、生活に支障が出ているという場合は病院へ
ライター紹介
田中みか
田中みかと言います。20代後半の社会人です。
私は社会人になって特にPMSがひどくなり、今ではイライラや不安感、抑うつ感、涙もろくなるなど精神的な症状の他、乳房のはり、体のだるさ、下腹部の痛み、肌荒れなど身体的な症状も出ます。
しかも月経の2週間前から症状が出てくるので、月の半分強を不調な状態で過ごしている毎日です。
元気な時はもともと音楽が好きなこともあって最近はフェスにも行くようになりました。周りを気にせず思いっきり騒いで楽しむのが最近の楽しみです。
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