PMS改善日記

*

生理前は欝の症状がひどい…。うつ病が生理に及ぼす影響について

      2017/07/18

うつっぽい女性

こんにちは、田中みかです。

突然ですが、あなたは、生理前や生理中に、鬱(うつ)の症状を感じたことはありませんか?

実は、生理の前後はうつ状態になる人が多いんです。また、うつ病の人は、さらにその症状が悪化することも……。

なぜ、このようなツラいことが起こるのでしょうか。

そこで、今回は鬱と生理についてまとめます。
 

生理前だけ・生理中だけ・生理後だけ特定の時期だけの欝

鬱_生理_pmddと生理

生理前のうつ状態は、月経前不快気分障害(PMDD)という、立派な名前のついた症状です。

「月経前」という言葉が頭についていますが、女性ホルモンのバランスが乱れることによって起こるものなので、生理中や生理後でも、十分起こり得る症状です。

このPMDDによって引き起こされるうつ症状は、うつ病と同等レベルといわれており、「生理前や生理中などの特定の時期だけに限定しておこる」という点だけが異なります。
 

鬱が生理に及ぼす不調

欝_生理_影響

うつ病によって生理にあらわれる不調の代表は、次の症状です。

  • 生理不順
  • 生理痛

これは、ホルモンのバランスが乱れていることが原因となっています。

生理前のうつ症状が出ているときに、生理が遅れてしまうと、「もしかしたら、生理が止まってしまったのでは……」と、すごく不安になりますよね。

「生理が数日遅れた」という事実だけで、妙に憂鬱感を感じてしまうのも、生理前特有のうつ症状なのかもしれません。

そのほか、うつ病の場合、男性ホルモンが過剰になることがあるそうで、女性でも口周りにひげが生えることなどもあるそうです。
 

欝病の人はPMS症状が重くなる?

健康な人がPMDDの症状がないとはいい切れないように、うつ病の人がPMSやPMDDの症状がない、というわけではありません。

うつ病だと病院で診断された人の中には、生理前になると、より症状が悪化してしまう人が多いです。

普段でさえあまり明るい気持ちで過ごせていないのに、生理前にさらに不安定な状態になるのはツラいですよね。

自殺願望まで出てきてしまうなど、自体がより深刻になる傾向もあるそうです。

女性ホルモンのひとつであるエストロゲンには、セロトニンの分泌を促す作用があります。

生理前はエストロゲンの分泌量が低下するため、幸せホルモンといわれるセロトニンの分泌量まで下がります。

うつ病の人は、もともとセロトニンの量が少ないとされているので、エストロゲンの分泌量低下によってさらにうつ症状が悪化してしまうようです。
 

鬱病治療中に起こる生理トラブル

鬱_生理_生理が止まる?

うつ病の治療中には、次の症状が起こることがあるそうです。

  • 生理不順
  • 無月経

残念なことに、これはうつ病の治療薬の副作用として表れるものだそうです。

もしうつ病の治療を投薬で行っていて、薬の服用を始めてから生理不順が目立つようになった場合は、治療を行っている病院で生理不順のことも相談してみてください。

生理不順をそのままにしていると生理が止まり、無月経状態になってしまうかもしれません。

無月経が長期化すると不妊の原因にもなるので、放置せず必ず相談しましょう。うつ病の治療中であれば、薬を変更するなどの対応が必要になります。
 

欝状態を緩和するには

欝_生理_欝緩和

精神科や心療内科で、うつ病の診断を受けていて治療中、という場合は薬をきちんと飲むことが、治療への近道です。

しかし、生理前などの特定の時期だけうつ状態が悪化する傾向があるのであれば、生活の工夫でセロトニンの低下を食い止めましょう。

その方法として

  • 朝日・日光を浴びる
  • 運動する
  • 乳製品・バナナなど腸内環境を整え、トリプトファンを含む食べ物を摂る

などがあります。いずれもセロトニンの分泌量を増やしてくれる大切な行為です。

上記以外にもストレスを溜めないように工夫し発散できる場を作ってください。

また日常的にカフェインを摂る習慣がある人は少し控えてみるようにしましょう。カフェインの過剰摂取によってうつ傾向が強まるそうです。
 

生理前後に起こるさまざまな症状

ご存じのとおり、女性の生理周期は28日から30日前後です。女性の1か月は、生理を中心に回っているといっても過言ではありません。

そして、この生理の前後にはさまざまな症状が引き起こされることがあります。
 

生理前 PMS(生理前症候群)、PMDD(月経前不快気分障害)など
生理中 生理痛、PEMS(周経期症候群)など
生理後 生理後症候群など

 
それぞれの症状は、約1週間程度続くことが多いです。

ということは、少なくとも1か月のうち、4分の3が何かしらの不調を抱えているということになります。

PMDDの傾向が強く、鬱症状など精神面に現れる場合は、1か月の大半が憂鬱な気分で過ごしていることになるので、ほとんどうつ病みたいなものじゃないかと思います。

とはいえ、生理が定期的にあって、数日間だけでも明るい気持ちでいられる時期がある人は、まだ大丈夫なのかもしれません。
 

まとめ

  • 生理前など特定の時期だけにあらわれるうつ症状はPMDD
  • うつ病の場合、ホルモンバランスの乱れから生理不順を起こすことがある
  • うつ病を投薬で治療中の場合、薬の副作用によって生理不順が起こったり生理が止まったりということも珍しくない
  • うつ病治療中に生理のトラブルが起こったら必ず医師に相談し、薬を変更するなど対処すること

 
PMDDについてはこちらにも書いています。
【関連記事】PMSで精神的な症状が強く出る人はPMDD(月経前不快気分障害)の可能性もあり!?
【関連記事】私はどっち?PMSとうつの違いは?~違い・特徴・治療法~


 - PMSと生理痛 by 田中みか